デザイン文化学科の学生が東海大学出版部発行の英語教本の表紙をデザインしました

国際文化学部デザイン文化学科4年次生の千野幹太さん(指導教員=石塚耕一教授)が、2月に発行された英語教本『Words for Production: アウトプットのための基本語彙ワークブック』(東海大学出版部)の表紙をデザインしました。この教本は英語を「話す」「書く」ために必要な基本動詞・前置詞・助動詞の使い方を学ぶ書き込み式ワークブックです。本学出版部が石塚教授の研究室に表紙のデザインを依頼し、研究室所属学生によるコンペティションを経て、千野さんのデザインが採用されました。

千野さんは、高校時代に映像編集やデザインに興味を持ち本学科に進学しました。今回のコンペに向けて、「オリジナリティーのあるものにしたいと考えました。これまで私が使ってきた教科書は明るい色を基調にしたものが多かったので、今回はシンプルかつシックなイメージになるよう、グレーを基調にしました」と振り返ります。自身のデザインが採用された際には、「まさか自分のアイデアが選ばれるとは思っていなかったので、驚きと喜びでいっぱいでした」と語りました。出版部の職員らとの意見交換を経てデザインを修正し、完成した教本を受け取った千野さんは、「周りの人の意見を踏まえてよりよい作品を追求する経験はとても新鮮で勉強になりました。今回の経験を学生生活だけでなく、社会に出てからも生かしていきたい」と話しています。