男子柔道部が全日本学生柔道体重別団体優勝大会で連覇を達成しました

男子柔道部が12月8、9日にベイコム総合体育館(兵庫県・尼崎市記念公園)で開催された全日本学生柔道体重別団体優勝大会に出場。1日目、2日目の階級の配列が抽選によって決定される7人制の団体戦で2大会連続12回目の優勝を飾り、2019年度に続いて学生団体2冠を達成ました。

初戦となった2回戦で関西大学を6-0で下すと、3回戦では専修大学に4―0、4回戦では國學院大學に6―1で勝利。日本大学との準決勝は大将戦を終えても決着がつかず、両監督のくじ引きにより73kg級の選手によるゴールデンスコア方式の代表選へともつれ込みました。大一番を任された内村秀資選手(体育学部3年次生)は1分26秒に技ありを奪い、優勢勝ちを収めました。明治大学との決勝では、先鋒の内村選手が優勢勝ち、次鋒の松村颯祐主将(同)が内股で一本勝ちし、五将戦以降を引き分けて優勝を決めました。

上水研一朗監督(体育学部教授)は、「ポイントゲッターの内村、松村が前半に、安定感のある村尾三四郎(体育学部3年次生)が後半に控える配列で、他大学にプレッシャーをかけることができました。日大との準決勝は代表戦になりましたが、内村がよく頑張ってくれました。大会を通して7名で勝利を勝ち取る、団体戦ならではの戦いができました」と選手たちをたたえました。松村主将は、「厳しい戦いが続いた中でもしっかり勝ちきることができ、目標だった学生団体2冠を達成できてホッとしています。決勝は先鋒の内村が勝ってくれたので、後ろにつなげるだけだと思って戦いました。それぞれが役割を果たし、チーム一丸でつかんだ勝利だと感じています。後輩たちには連覇を続けられるように頑張ってほしい」と語りました。

なお、同じく連覇を狙った女子部は2回戦で国際武道大学に5-0、3回戦で山梨学院大学に2―0で勝利しましたが、4回戦で環太平洋大学に2―3で惜しくも敗れました。皆さまのご声援、ありがとうございました。