デザイン文化学科3年次生による展示会が札幌で開催されました

2023年12月15日(金)から17日(日)までの3日間、「GALLERY CLAC」(札幌市中央区南1条東1丁目2−1)において、国際文化学部デザイン文化学科3年次生学生有志による展示会「そうぞう、想像、創造展」が開催されました。これは、グラフィック、プロダクト、空間デザインなど、別々の分野を学ぶ学生たちが外部団体が主催した展示会ではなく、一から自分たちで共同展示会を企画したいと考え実施したものです。会場設定からポスター・フライヤー作成、広報などを全て学生が企画立案しました。

↑新本加奈さん(デザイン文化学科3年次生)と桑原佑斗さん(同)の作品
新本さんのコメント
「大学1年次生の時に参加したコンテストで札幌市大通り公園のすすむべく道をテーマとした論文を発表しましたが、その経験を元に桑原さんと共同で作品を制作しました。私は在学中、転学科を経験しましたが、前学科での学びと今のデザイン文化学科で学んだ経験を両方活かすことができました。今後も日本の文化である『おもてなし』を活かした空間づくりを目指したいです」

桑原さんのコメント
「よりアートを楽しめる大通り公園を目指し、空間設計をしてみました。デザイン文化学科は建築を学びながらデザインも学ぶことができるのが強みです。それぞれの分野に強い友人がいるので、相談することで自身の学びを深めることができます。将来は誰もがその場、その瞬間で感じられる幸せを生み出す空間を作りたいと考え、ディスプレイ業界を目指しています」

加藤櫻さん(デザイン文化学科3年次生)の作品
加藤さんのコメント
「学科の授業『プロダクトデザインA』で食における幸せを考えるという課題がありました。この授業が大好きで、授業終了後も食に関するデザインに挑戦したいと思い、制作してみました。卒業まであと1年ほどですが、卒業研究作品についても今回の展示会同様、楽しみながら、遊び心があるデザインに挑戦したいです」

萩原誓哉さん(デザイン文化学科3年次生)の作品
萩原さんのコメント
「学生の内に自主的な展示会を経験したいと思い参加しました。展示会のオリジナルロゴやイラストを制作した他、星野さんが制作した椅子のキャプション作成にもチャレンジしました。星野さんにはクライアントになってもらい、要望を聴いた上でデザインを作成しました。普段自分だけで作るデザインとは違い、クライアントのリクエストを探りながらデザインできたのは貴重な体験でした」

星野聖さん(デザイン文化学科3年次生)の作品

星野さんのコメント
「スツールタイプの椅子をデザインしました。コンセプトは大学生の1人暮らしに合うスツールです。デザイン文化学科の中尾教授の監修を受けながら、心地よい居場所になるよう、長く座れるデザインを心掛けました。今回の展示会を通じて多くの方々から感想いただき、プロの家具デザイナー様からもアドバイスをいただくことができました。将来は旭川で家具作りをしたいと目指していますが、今回展示会はとても良い経験になったと思います」

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