「東京地区企業懇談会」を開催しました

11月16日に東京・明治記念館で、2021年度東海大学「東京地区企業懇談会」を開催しました。企業の採用担当者と本学の教職員が情報交換を行うことで、採用環境に関する相互理解と学生への就職支援の促進を目的としたものです。今回は新型コロナウイルス感染防止対策のため、招待企業数を絞り2部制とした結果、計103社の企業が参加しました。

初めに、山田清志学長とユニバーシティビューローの水島久光ゼネラルマネージャー(キャリア就職担当・文化社会学部教授)が基調講演を行いました。山田学長は、「アフターコロナの大学―東海大学の試み―」と題し、建学75周年を迎えた2017年度に新設した健康学部などを例に、本学が取り組む国際交流や地域連携活動、多彩な教育・研究をSDGsの目標に重ね合わせて紹介。「健康学部ではSDGs17のゴールの一つである『すべての人に健康と福祉を』に通ずる教育を実施しており、今年度1期生が卒業して社会へと巣立っていきます。健康・福祉について学んできた学生たちに、ぜひ関心を向けていただきたい」などと話しました。水島ゼネラルマネージャーは、「これからの東海大学のキャリア・就職支援」をテーマに講演。本学におけるこれまでのキャリア就職支援を振り返るとともに、「日本経済団体連合による就職活動の指針の廃止以降、学生の就職活動も企業とのマッチングを重視するよう変化しており、よりパーソナルな支援が必要になると考えています。昨年までに導入した個々の学生の志望や活動状況を記録するシステムや本学独自の『4つの力』のアセスメントを基に、新たなカレッジで施策・体制を構築して対応してまいります」と語りました。

懇談会では、各企業の担当者と本学の教職員が面談。企業が求める人材像や近年の採用動向、各学部学科で実施している教育・研究、プロジェクト活動などについて情報を交換しました。