環境キャラバン隊とサイエンスコミュニケーターが環境教室を開催しました

チャレンジセンターの「環境キャラバン隊」と「サイエンスコミュニケー ター」が、11月23日に平塚市立みずほ小学校の「みずほ祭」(主催:同校PTA)内で、環境教室「劇で! 実験で! 水の流れを知ろう!!」を初めて開催。40分ずつの教室を2回開き、生徒や保護者ら計77人が来場しました。

この催しは、環境問題の啓発 やエコ活動を推進する環境キャラバン隊と、実験などで科学の面白さを伝える活動を展開しているサイエンスコミュニケーターが協力し、”水の大切さを知って もらいたい”と昨年12月から企画してきました。当日は、環境キャラバン隊の学生扮するエコレンジャーが、身振り手振りを交えて水が地球をどう巡るかを紹 介。「地面に落ちた雨は地下水になり、地上に出て海や川で蒸発して雲になって、再び雨になります」と力説したほか、「空で水は何になる?」といったクイズ も出題しました。

続いてサイエンスコミュニケーターが、ペットボトルと砂石で作ったろ過装置に赤色の液体を注ぎ、透明にする実験を披露。 「山もこれと同じ原理で、時間をかけて水をきれいにしているんだ。地球の飲み水はごくわずか、節水を心がけて大切に使おう」と語りかけました。環境キャラ バン隊の平川隆規さん(教養学部2年次生)は、「生徒から、『わかりやすくて面白かった。来年も絶対来てほしい』と言ってもらえました。入念に準備したか いがあった」と話しています。メンバーは、「互いの持ち味を生かして活動の質を高め、幅を広げたい。このようなイベントを、これからも継続していきます」 と意気込んでいます。