先端技術コミュニティACOTが「光を照らそう!~笑顔いっぱいものづくり教室~」を開催しました

熊本キャンパスで活動する東海大学チャレンジセンター・先端技術コミュニティACOTが4月23日に益城町立益城中央小学校(熊本県上益城郡)において、小学3~6年生を対象に復興イベント「光を照らそう!~笑顔いっぱいものづくり教室~」開催し、児童27名と保護者15名が参加しました。本企画は、熊本地震で甚大な被害を受けた益城町の子どもたちの笑顔を光で照らしたい、というメンバーの思いから、「光」をテーマとしたものつくり教室を、震災から1年を経たこの時期に開催しました。

教室は内容に応じてブースを出展する形式で実施され、LEDランタン・光るスライム・万華鏡・カラーセロファンを素材とする「ステンドグラス」や、保冷材を使用した「芳香剤」などの作り方を子どもたちに教えました。また、参加児童の弟妹でイベント対象より年少の2年生以下の子どもたちには、LEGOロボット操縦やミニドローンのデモフライトなどの企画を催し、楽しんでもらえるよう工夫しました。

参加した子どもたちからは、「普段できない工作が出来て楽しかった」「また教えに欲しい」「家でも作ってみたい」「教え方が親切だった」などの声をいただきました。保護者の方からは、「このようなイベントをまた開催して欲しい」「保護者も子どもたち同様、楽しめました」「大学生が一人一人に対応してくれて良かったです」などのお褒めの言葉をいただいた一方、「進行がもっとスムーズだと更に楽しめた」とのご意見もいただきました。

プロジェクトメンバーの林田悠里さん(基盤工学部電気電子情報工学科2年)は、「今回のイベントは、本プロジェクト主催なので企画・運営まで自分らで行ったため、手際の悪い点や反省する面が多々ありました。当日のスケジュールが予定通りに進行できなかったので、最後にアンケートを記入する時間を十分に取れなかったことは、課題として残りました。しかし、子どもたちはとても楽しんでくれていた様子で、笑顔でものつくりに取り組んでくれたので良かったです。今後、同様のイベントを開催する際には、今回の反省点を活かして、更に良いイベントにしたいです。」と活動を振り返りました。

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