東海大学チャレンジセンター・先端技術コミュニティACOTが10月14日に九州産業大学(福岡県福岡市)にて開催された「ETロボコン2018」(主催:一般社団法人組み込みシステム技術協会)に参加しました。
本大会は「5年後、15年後に世界をリードするエンジニアの育成を目指し、若手、初級エンジニア、および中級エンジニア向けに、分析・設計モデリング開発、製品サービスの企画開発にチャレンジする機会を提供する」を目的とした大会となっており、2つの難易度に分けられて開催されています。本プロジェクトは初級エンジニア対象のプライマリークラスに参戦しました。
大会は走行体、バッテリーともに参加者全員同じものを使い、ソフトウェアの違いだけによる競技。指定されたコース、課題を、走行体が速く正確に走行するシステムを開発し、開発にあたってはUML等で記述されたシステムの分析・設計モデルを提出します。この分析・設計モデルの内容審査と、走行競技結果が総合評価され、モデル評価では1位でしたが、走行競技評価の不十分で惜しくも総合2位という結果となりました。
プロジェクトメンバーの上馬庭和也さん(基盤工学部電気電子情報工学科3年次生)は「授業では教わらない知識が必要だったため1・2年生は苦戦していた様子でしたが、どうにかして完成までたどり着こうという気概を感じました。来年こそは全国大会へ行けると思います。」と語りました。