「運動指導勉強会(KEITH)」がオンラインレッスンを開催しました

健康学部健康マネジメント学科の学生有志による「運動指導勉強会(KEITH)」が7月13日と20日に、本学部生に向けたオンラインレッスンを開催しました。本学科では2018年度春学期から、健康や運動に関する知識と指導方法を専門的に学ぶ「運動指導勉強会」を毎週火曜日に開いてきました。本学科の教員が専門分野ごとに講師を務め、学生たちは筋力トレーニングやストレッチングなどについて幅広い知識を深めてきました。今年6月には、本勉強会の学生や教員から団体の愛称を募集し、投票の結果、遠藤慎也助教のアイデアであった、健康(Kenko)、エクササイズ(Exercise)、希望(Is The Hope)の頭文字を取った「KEITH」(キース)に決定。この春のセメスターは、オンラインレッスン、SNSを活用した動画配信、お悩み掲示板、広報の4グループに分かれて活動してきました。

今回は、オンラインレッスンのグループに所属する学生6名が、「勉強のしすぎでストレスを感じている人」「長時間の座学や課題で身体が痛い人」を対象としたトレーニングプログラムをWEBビデオ会議システム「Zoom」で生配信。自宅で運動する際に家族や近隣の迷惑にならないように配慮し、大きな動きやジャンプなどは控えたプログラムを考案しました。準備運動から始まり、頭脳と体を同時に使うコグニサイズや関節の可動域を広げるモビリティートレーニング、筋力トレーニング、ストレッチングと約30分にわたって配信しました。オンラインレッスングループのリーダーを務める増田圭亮さん(3年次生)は、「新型コロナウイルス感染症の拡大によって、メンバーが集まって動きを確認することができないといった難しさもありましたが、密に連絡を取り合いプログラムのテーマや構成内容を考えました。初めての試みだったので少しうまくいかなかった部分もありましたが、本学部でこれからも継続的に開催していくイベントの第一歩になったのではないかと感じています。声のトーンやボリュームなどを改善し、今後は健康学部生だけではなく他学部の学生にも参加してもらえるようにしていきたい」と意気込みを語りました。

なお、KEITHの広報グループはこのほど、愛称決定に合わせてロゴを作成。湘南キャンパス5号館3階の廊下には学生から寄せられた悩みに答える「お悩み掲示板」も設置しました。土屋郁実さん(3年次生)は、「今の学生はコロナ禍で大学に来ることができず、不安な気持ちや相談する相手がいない環境なのではと考えてお悩み掲示板を制作しました。誰かに相談することで人と人とのつながりが生まれるので、健康の悩みに回答する形で、精神的にも身体的にも明るく健康的になってもらえれば」と話しています。その他、動画を作成したグループは健康学部生がいつでも閲覧できるようグループウェア「Teams」のグループに動画をアップ。広報グループはInstagramを開設し、今後も情報発信をしていく予定です。