高輪キャンパスで活動するチャレンジプロジェクト・Takanawa共育プロジェクト(TKP)が、3月24日に東京都港区から感謝状を授与されました。本プロジェクトは2011年度に発足以降、高輪キャンパスの所在する港区を中心にボランティア活動や子ども教育、イベントの開催などを通して、地域活性化への取り組みを続けています。今回の感謝状は10年間にわたる活動が評価されたものです。
港区高輪地区総合支所で開催された贈呈式には、TKPの小坪聖明さん(情報通信学部経営システム工学科4年次生)と油谷凛さん(情報通信学部情報メディア学科2年次生)が参加し、同支所の森信二所長から感謝状を受け取りました。油谷さんは、「地域の皆さんはもちろん、これまで活動を続けてきた先輩方、日ごろからお世話になっている教職員の皆さんへの感謝の思いでいっぱいです。2020年度は新型コロナウイルス感染症の拡大もあり、例年のような地域の皆さんとの対面での交流がほとんどできませんでした。寂しさや不安もある1年間でしたが、感謝状をいただいたことで、21年度に向けてプロジェクト活動の喜びや、やりがいを再認識することができました」と笑顔で語り、「今後も地域に必要とされる活動を展開しようとメンバー内で話し合いを続けています。オンラインを駆使した非対面での交流活動が多様化する中で、年配の方からは“ついていけない”といった声も聞かれます。情報通信学部での学びを生かして、スマートフォンやビデオ会議システムの使い方講座なども開きたい」と抱負を語っています。
※所属・学年は2020年度