長学部長がドイツで開かれた国際ワークショップで招待講演を行いました

情報理工学部の長幸平学部長が6月6日から9日まで、ドイツ・ハノーバー大学で開催された国際写真測量リモートセンシング学会(ISPRS)の国際ワークショップで招待講演を行いました。同ワークショップには、ヨーロッパ各国を中心に200名を超える参加者があり、40編以上の口頭発表、80編を超すポスター発表が行われました。

長学部長は、東日本大震災後の宮城県における環境再生状況を衛星データと現地調査で評価した結果について講演しました。ヨーロッパでも東日本大震災に対する関心は高く、その復興の状況を5年間にわたって継続的に調査した結果について、参加者からは「とても重要な取り組みだ」「被災地域の現状がよくわかった」「震災について考えさせられた」といったコメントが寄せられました。

さらに長学部長は、東海大学が昨年度に文部科学省から私立大学研究ブランディング事業に選定された研究プロジェクト「災害・環境変動監視を目的としたグローカル・モニタリング・システムの構築による安全・安心な社会への貢献」※についても紹介。「災害情報収集に衛星データとSNS情報を組み合わせる取り組みへの関心は高く、国際的な取り組みへの手ごたえを感じました」と語っています。

※私立大学研究ブランディング事業に選定されたプロジェクト「災害・環境変動監視を目的としたグローカル・モニタリング・システムの構築による安全・安心な社会への貢献」については下記をご参照ください。
https://www.u-tokai.ac.jp/effort/activity/gp/2016/002.html

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