健康学部と体育学部が5月12日にオンラインで、「健康学部・体育学部対象 インターンシップ選考対策講座」を開催しました。3年次生の夏のインターンシップ参加者は年々増えていますが、企業によって選考対策や準備も必要になることから、学生たちに最新の情報を提供するとともに、参加までの流れや目的などを説明する機会として企画したもの。株式会社マイナビのキャリアサポーターを講師に招き、学生約70名が参加しました。
キャリアサポーターは、「インターンシップは、必ずしも好きな企業のプログラムに参加できるとは限りません。具体的に企業をリストアップして、選考に向けて自己分析を行い、自己PRや志望動機の作成など早めの対策をしてください。参加する企業を選ぶ際、以前は業種や開催地域から探すのが基本でしたが、現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、WEBインターンシップも開催されているので、遠方の企業のプログラムにも参加することができます。ぜひこの機会をうまく活用してください」と語りました。また、インターンシップは参加期間の異なるプログラムがあることに触れ、「期間の長いプログラムは実際の業務に加わるものが多いため、働くイメージが沸きやすくなります。1日だけだと日程の調整はしやすいのですが、広く浅い情報しか得られないことが多い。学業に合わせて、自身の目的に応じたプログラムに参加して仕事への理解を深めてください。大手ほど締め切りが早いので、気になるところがあれば積極的にエントリーするようにしましょう」と説明しました。
講演の終盤には、チャット機能を用いた質疑応答も行い、「気になっている企業がインターンシップをやっていない場合はどうすればいいのでしょうか?」という質問には、「希望する企業が決まっているのであれば、その業界の中で異なる企業のプログラムに参加して業界への理解を深めるという方法もあります。企業によってはインターンシップを遅らせて開催することもあるので、情報を得られる環境をつくっておきましょう。情報収集をして他社と比較してください」とアドバイスを送りました。