政治経済学部経営学科が11月10日に3年ゼミ生合同企画として、岩谷昌樹教授が司会のもと「OB・OG・4年生による就活体験談」をオンラインで開催しました。この企画は、本学科の卒業生や4年次生が自らの体験談を話すことで、就職活動をひかえた3年次生に具体的なイメージや心構えを持ってもらうことを目的としています。本学科の学生約120名が参加しました。
当日は4年次生1名と卒業生3名が登壇し、自身の就職活動の進め方や反省点、社会人の視点でのアドバイスなどを語りました。4年次生の高橋優人さんは、コロナ禍での就職活動の経験から、リモート主体のメリット、デメリットなどを提示。WEB面接の際のカメラの映り込みに気をつけるなど、具体的なアドバイスを話しました。続いて、村山純一さん(2017年度卒・埼玉トヨタ自動車)は、事前準備の重要性を指摘するとともに、面接では話すことを丸暗記せず、自分の言葉で語ることが大切であると語りました。畠山大輝さん(同・ミライト・テクノロジー)は、社会人として新入社員のコーチングをする立場から、就業時のイメージをつかむとともに、事前にコネクションをつくることで入社後もスムーズに仕事ができるため、OB・OG訪問を積極的に取り入れることの重要性を話しました。小暮菜摘さん(2020年度卒・イオンタウン)は自身の就職活動のスケジュールを表で示し、全体の流れについて説明しつつ、やっておいてよかったこと、もっとやっておけばよかったことを具体的に話しました。
参加した学生からは、「企業選びの際に業界ではなく企業自体で選んでいるのですが、方法として正しいですか?」「資格取得の時期はいつくらいを意識しましたか?」といった質問や、「コロナ禍での就活は不安でいっぱいでしたが、お話をうかがえて少し安心しました」「就活を始めるにあたってとても参考になりました」といった感想が聞かれ、関心の高さがうかがえました。