大学院生を対象にした短期研修プログラムをタイ・KMITLで実施しました

2月20日から3月20日まで、タイ王国・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)で大学院工学研究科の大学院生を対象にした短期研修プログラムを実施しました。東海大学とKMTILは50年以上にわたって連携しており、毎年両大学の学生が相互に訪問して研修を行うなど活発に交流しています。今回のプログラムも交流の一環として、KMITLの協力を得て今年度初めて実施したもので、工学研究科応用理化学専攻1年次生の篠田有作さんと2年次生の倉田洸遥さんが参加しました。

学生たちは滞在中、寮で生活しながらKMITL教員の研究室に所属。それぞれが取り組んでいる研究について英語で意見を交換したほか、毎日学術論文を読み、KMITLの学生とその要点や互いの意見などについて議論を交わしました。篠田さんは、「KMITLの大学院生は皆自主性が高く、大きな刺激を受けました。これまでは海外での就職をあまり意識していませんでしたが、国際的に事業を展開している企業に就職したいという意欲も高まりました」とコメント。倉田さんは、「海外の大学の研究室で過ごし何度も議論する中で、発想の違いに気づき視野が広がりました。日本とは勝手の違うタイでの生活を乗り越えたことも自信につながりました。後輩たちにも、就職活動の前にはぜひ参加してほしいと思う、充実したプログラムでした」と話していました。

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