付属高校訪問で付属高校の教員との面談を実施しています

東海大学では10月から12月の期間に、教員が学園の付属高校を訪問する「付属高校訪問」を実施しています。本学への推薦候補となっている3年生との面談のほか、1、2年生に対する学科説明会として実施しているものです。

このうち10月31日と11月4日には、工学部材料科学科の宮澤靖幸教授が付属甲府高校と付属福岡高校をそれぞれ訪問。甲府高では、3年生との面談で大学生活に入る前の心構えについてアドバイスした後、「就職活動などはずっと先のこと思うかもしれませんが、大学の4年間はあっという間に過ぎます。将来のためにも今から自分の目標をしっかり立てておいてください」と激励しました。また、学科説明会では形状記憶合金を使った実験を行い、日常生活のどのような場所に材料が使われているかについて講義。「何事も興味を持つことが学びの第一歩になります。教科の得意・不得意にとらわれず、自分が面白いと思った分野に進むよう心がけてください」とメッセージを送りました。

その後両校では、進路指導の教員らとも面談。高校生の様子や学科のカリキュラムの特徴、各校出身者の大学での様子などについて、意見を交換しました。宮澤教授は、「高校の現場で指導している先生との懇談は、高校生のニーズを聞くことができるなど、高大連携を充実させるうえでとても大切だと考えています。今後もさまざまな機会を利用して積極的に、意見を交換したい」と話しています。