工学部医用生体工学科と健康科学部看護学科、社会福祉学科が合同で「内定者就職活動体験報告会」を開催しました

11月30日に伊勢原キャンパスで、工学部医用生体工学科と健康科学部看護学科、社会福祉学科合同の「内定者就職活動体験報告会」を初めて開催しました。これから就職活動に臨む3年次生の参考にしてもらおうと、伊勢原教学課が企画したものです。各学科の4年次生が2名ずつ登壇し、就職活動の準備から内定を得るまでの体験を座談会形式で紹介。約100名が参加しました。

伊勢原教学課の小林明緒課長補佐のあいさつと本報告会の趣旨説明に続き、キャリア就職担当の池田隆之職員をコーディネーターに、4年次生がエントリーシートの書き方や小論文と面接のポイント、苦労したことなどを紹介。医療機関に内定した医用生体工学科の学生は、「臨床工学技士は医療機器の操作やメンテナンスが主な仕事ですが、面接では医療従事者としてふさわしい立ち居振る舞いやコミュニケーション力もアピールできるよう準備しました」と振り返りました。福祉職として市役所に内定した社会福祉学科の学生は、「公務員試験では専門分野だけでなく一般教養科目も出題されるため、早めの準備が大切」とアドバイス。また、本学医学部付属病院に内定した看護学科の学生は、「教学課の職員の方に何度も面接の練習をしていただき、自信をもって臨むことができました」と模擬面接の効果を強調しました。終了後には会場から多くの質問が寄せられました。

参加した3年次生は、「他学科の先輩の話からさまざまな業界の状況も知ることができてよかった」「面接の詳細が見えてきて、就職活動に対する不安が薄れたように思います。伊勢原教学課の面接指導もぜひ受けたい」などと感想を話していました。コーディネーターを担当した池田職員は、「臨床工学技士や看護師、社会福祉士など国家試験合格が前提となる就職活動は、内定を得るための勉強と国家試験の勉強という2つの大きな波を乗りこえなければなりません。そのためには、途中で息切れしないようにしっかりと計画を立てて、効率よく準備をする必要があります。学生たちが将来の目標に向かって胸を張って羽ばたけるよう、さらに就職サポートを充実させていきたい」と話しています。

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