2018年度「グローバル教育力強化教員短期研修」を実施しました

2019年03月08日

東海大学と付属高校の教員を対象にした「グローバル教育力強化教員短期研修」を、3月6日に湘南キャンパスで実施しました。語学と専門分野を同時に学ぶ教育プログラムとして世界的に普及している「Content and Language Integrated Learning (CLIL)」の手法を学び、学園全体の教育力向上につなげることを目的に、グローバル推進本部と教育支援センターの共催で毎年実施しているものです。今年度は、約40名の教員が参加しました。

当日は最初に、日本CLIL教育学会会長の笹島茂氏(東洋英和女学院大学教授)が「大学におけるCLIL実現の可能性について」のテーマで講義しました。CLILの歴史や各国で普及が進んでいる現状や基本概念、専門教育に取り入れる際の課題などを説明。「CLILの手法を型として取り入れるのではなく、講義や授業の中にその要素を少し加えるという考え方で取り入れてほしい。何よりも、学生に学習内容を理解してもらうことが大事であることを忘れないでください」と語りました。

その後、文学部英語文化コミュニケーション学科の斎藤早苗教授によるCLILの手法を使った模擬授業を実施。さらに、セミナーの内容やCLILを実践するうえでの課題などについて意見を交換するグループディスカッションも行いました。最後には、現在CLILを授業に導入している教員によるパネルディスカッションも行われ、学生・生徒の興味を喚起する方法やシラバスとの整合性のとり方、学生への効果などについて議論しました。

参加者からは、「自分が普段行っている授業を、外部の理論をもとに比較するうえでとても有意義でした」「CLILを導入する際には、現状の授業に単に当てはめるのではなく、新しい視点での授業づくりが必要になることがわかった。今後自分なりにうまく活用する方法を模索したい」「授業の中で、子どもたちに英語に触れる機会を増やせないかと考えており、絶好の機会だと思って参加しました。外国語と文化を同時に学ばせる手法に効果があることがわかり、さっそく取り入れてみようと思います」といった声が聞かれました。

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