「平岡克己先生を偲ぶ会」を開催しました

3月5日に東京・霞が関の東海大学校友会館で、「平岡克己先生を偲ぶ会」を開催しました。平岡教授は、1976年に工学部航空宇宙学科を卒業し、本学の学生として初めて東京大学大学院工学系研究科に入学。大学院修了後は東芝に勤務し、新幹線のブレーキシステムの開発などに携わりました。86年からは工学部航空宇宙学科で教鞭をとり、学長室長や工学部長、一貫教育センター所長などの学内の要職を歴任。昨年8月20日に逝去されました。偲ぶ会は、平岡教授の教え子や職員らの有志によって企画されたもので、工学部の教員や卒業生約130名が出席しました。

開会にあたって全員で黙祷した後、奥さまが登壇されてご自宅での様子などのエピソードを披露し、遠山文雄名誉教授(工学部航空宇宙学科元主任教授)が献杯しました。その後、本学のソーラーカーチームで長年にわたって活動をともにした木村英樹教授(工学部電気電子工学科・チャレンジセンター「ライトパワープロジェクト」ソーラーカーチーム総監督)が、チームでの活動やアラブ首長国連邦アブダビ首長国の石油資源大学と共同で取り組んだソーラーカーの共同開発プロジェクトでの思い出を紹介。航空宇宙学科卒業生の高橋隆男教授(情報教育センター・総合情報センター前所長)が、いつも笑顔を絶やさず、忙しい中でも夜遅くまで学生を指導していたエピソードを語りました。その他にも、平岡研究室の1期生や山口県立山口高校の同級生、学生時代の同級生の代表者がそれぞれの思い出を披露。昨年度の卒業式にあたって、平岡教授が学生たちに送ったビデオメッセージや大学院での授業の様子を撮影した懐かしい映像も上映されました。

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