北京大学 体験記

短期留学
教養学部 国際学科 2年次(留学時) 澤田 実和 2016年8月(約1か月)留学

 私は大学2年次の春セメスターから中国語を履修し始めました。初めは留学に行こうとは思っていませんでしたが、中国に関する授業や、留学生と交流していくうちに思いの外、中国語の魅力にはまってしまい短期留学に行くことを決めました。私以外の参加者は中国語の履修期間が長く、中国語を学んで約3か月の私と比べるとはるかにレベルが高い人たちばかりだったので、授業についていけるのか最初はとても不安でした。しかし、プレイスメントテストの結果を元に、クラスが7段階にも細かくレベル別に分けられていたので、自身に合ったクラスに入ることができました。
 授業は平日8時から12時までで、会話と文法が半分ずつ行われました。私のクラスは全員で8人と非常に少人数であった為、一人ひとりの発音を丁寧に見てもらえたことが良かったです。午後の時間は宿題や小テストの勉強をしたり、次の日の朝食を買いに出掛けたりしました。授業が無い日は、友達とガイドブックを片手に地下鉄に乗り観光地を訪れることで、実際に中国語を使う努力をしました。留学中は万里の長城や北京オペラ、中国雑技ショーを見に行く機会が設けられており、言語学習だけでなく、文化や歴史にも触れることができました。大学構内は非常に広く、学生食堂も全部で7つもあったので、毎日違う食堂に行きご飯を食べていました。学食はとても安いので、夏休み期間にも関わらず多くの学生が利用しており、非常に活気がありました。教室から歩いて15分ほどの場所に学生寮がありましたが、2人部屋できちんとした学習机があり、毎日清掃が行われていた為、快適に過ごすことができました。北京大学には様々な国からの留学生がおり、今回の留学を通して彼らとも交流することができました。私のクラスは、日本人と日本人以外が半々であったため、中国にいながらアメリカやブラジル等の留学生とも親しくなり、一緒にご飯を食べたりもしました。中国語を中国語で学び、理解することは簡単なことではありませんでしたが、語学だけでなく中国の社会や文化・歴史を肌で感じながら学べたことは非常に価値のある経験となりました。

語学

自己紹介は問題なく出来るようになった

費用

航空券代:
授業料
保険・ビザ代:
生活費他:

※総額で約50万円程度

治安

特に問題なし


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