- 長・中期留学
- 文学部アジア文明学科 3年次(留学時) 玉置 一真 2015年9月~2016年1月(約4か月)留学
留学を決意したきっかけは、2年次の夏休みに東海大学のプログラムでマレーシアに行った際、多くの台湾の学生と知り合ったことです。その時、入門レベルにも至らないような中国語しかできなかったのですが、常に彼らと行動するようになり、台湾に興味を持ち始めました。帰国後、2015年から台湾・東海大学との交換留学が始まると聞き、迷わず応募をしました。
現地では、中国語の授業を午前中に受け、昼休みは台湾語の授業、午後は学部の授業という形でした。中国語の授業は、少人数制で行われるので、何でも質問できますし、レベルに合わせて進度が決まります。学部の授業は、英語で行われるものもたくさんあります。TOEIC600以上の実力があれば、ぜひ挑戦してみてください。中国語はもちろんですが、英語や台湾語まで学べるのが台湾留学の一番の魅力だと思います。 また、勉強以外にも、運動会や季節の催し、交流会など様々なイベントがありました。バディープログラムの学生が常に助けてくれるので、とても安心です。特に、日本語学科のメンバーにはお世話になりました。ただ、学生寮に関しては、正直あまり良いとは言えません。男子寮のことしかわかりませんが、学外の方が入ることもありましたし、衛生的でない部分が多かったのが少し残念でした。
この大学では、多くの日本人学生が学んでいます。ただ、関東出身者はあまりおらず、北海道、関西、九州、沖縄の方がなぜか多いです。よく留学先で日本人学生と仲良くしすぎると語学が上達しないと言われますが、私にとっては日本のことを知れる良い機会でもありましたし、彼らは気軽に何でも話せる相談相手でした。また、欧米系や、東南アジア系、韓国、中国の留学生が多い印象を受けました。
私は、副専攻で日本語教育を勉強していたので、現地では、言語交換や日本語学科でのTeaching Assistantなどを行いました。加えて、他大学の日本語の授業を手伝いに行ったり、台南の観光地の案内板の翻訳をしたり、総統選挙の取材も行いました。非常に恵まれた生活だったと思います。自分で行動すればなんでもできる環境だと思うので、是非、様々なことに挑戦してください。
語学
中国政府が実施している中国語試験(HSK)の5級を取得しました。日常会話は問題ありませんし、アルバイト等でシンガポールや台湾、マレーシアから来るお客さんとも問題なくやりとりできます。
費用
航空券代:約3万円
授業料:大学負担
保険・ビザ代等:約4万円
生活費他:家賃6万円(5ヶ月分)+他約8万円
治安
とても良い
バイクや車などに注意すれば何も問題ありません。