ラーニングサポーター(LS)の活動報告会を開催しました

理学部では1月25日に湘南キャンパス18号館で、ラーニングサポーター(LS)の活動報告会を開催しました。LSは、下級生が上級生にキャンパスライフや授業などについて気軽に質問できる環境を整備することで、より充実した学生生活を送れるようサポートすることを目的に、教育支援センターと協力して昨年度から導入している取り組みです。現在は理学部の3、4年次生約15名がLSに登録しています。

報告会は今年度の活動の成果や課題を共有し、より充実した取り組みにつなげるために開いたもので、石原良美学部長と教育支援センターのスタッフ、LSの学生が参加しました。当日、学生は、セメスターの開始当初には履修に関する相談が多いものの、学期末になるにつれて授業で分からなかった点についての質問が増えたことや、低年次では計算式の解き方やレポートの書き方など、基礎的な部分でつまずきやすい傾向があることを報告しました。石原学部長は、「皆さんの質問内容などの活動内容をまとめ、教員ともぜひ共有してほしいです。それが授業の改善にもつながります。また学生が多様化するなか、LSの役割は今後も高まっていくと考えていますので、今後も学部としてこの活動を充実させていきたいと考えています」と語りました。

学生からは、「相談内容を互いに共有するためにも、質問内容の記録化が重要だとあらためて感じた」「私自身も効果的な答え方を学ぶ機会になっています。今後も続けたい」といった声が聞かれました。

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