総合医学研究所が第21回公開研究報告会を開催しました

2018年03月07日

東海大学総合医学研究所が3月2日に伊勢原キャンパスで、「第21回公開研究報告会」を開催しました。本研究所は、基礎医学研究の成果を新技術の開発や臨床に生かし、総合的な医学の発展に寄与することを目的として1980年に創設。国内外から注目される多くの研究成果を発表してきました。現在は、本学医学部の教員を兼務する研究員と専任研究員の計15名が所属。「再生医学」「ゲノム医学」「創薬」「血液・腫瘍学」「肝臓・腎臓病学」の5部門について研究に取り組むとともに、学内の医学系・生命科学系・理工学系の各学部との連携や若手研究者の育成を推進し、医科学研究のさらなる活性化を図っています。当日は8テーマについて成果を発表し、学生や大学院生、教職員ら約60名が聴講しました。

はじめに安藤潔所長(内科学系血液・腫瘍内科学教授)が登壇。「今年度は、各所員の研究内容を共有してそれぞれの研究に役立てるとともに、より密接に連携して効率よく研究を進めることに注力してきました。今日は、その成果についてぜひ活発に意見を交換し、今後の研究に生かしてください」とあいさつしました。続いて本研究所の研究者ら8名が最新の成果を報告し、各発表について活発な質疑応答や意見交換を実施。終了後には会場を移して情報交換会を開き、研究の詳細や今後の展開、臨床への応用などについてディスカッションしました。

なお、当日の発表者とテーマは下記のとおりです。(発表順)
◇岡 晃【ゲノム解析研究部門】(総合医学研究所 講師)
 「円形脱毛症リスクアリルを導入した脱毛モデルマウス」
◇幸谷 愛【血液・腫瘍学研究部門】(内科学系血液・腫瘍内科学 教授)
 ※山本雄一朗(医学研究科博士課程1年次生)の代理で発表
「なぜエンテカビルはHBV肝炎を治癒に導かないのか」
◇松阪泰二【肝臓・腎臓病学研究部門】(基礎医学系分子生命科学 教授)
 「ポドサイト傷害に起因する腎臓病の研究」
◇駒場大峰【肝臓・腎臓病学研究部門】(内科学系腎・代謝内科学 講師)
 「急性腎障害後のミネラル代謝異常におけるFGF23の病態生理学的役割」
◇後藤信哉【創薬・病態解析研究部門】(内科学系循環器内科学 教授)
 「Molecular Dynamic Simulationとin silico創薬」
◇隅山香織【再生医療学研究部門】(基礎医学系生体構造機能学 講師)
 「椎間板変性におけるIL-17の役割とin silico創薬による制御」
◇大塚正人【ゲノム解析研究部門】(基礎医学系分子生命科学 准教授)
 「i-GONAD:卵管を介したin vivoゲノム編集動物作製法」
◇八幡 崇【血液・腫瘍学研究部門】(基盤診療学系再生医療科学 准教授)
 「白血病幹細胞を標的とした治療法の開発」

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