KMUTTの学生を対象にしたインターンシッププログラムを実施しました

工学部では6月4日から7月31日まで、タイのモンクット王トンブリ工科大学(KMUTT)の学生を対象にしたインターンシッププログラムを実施しました。本学の充実した教育・研究施設を活用し、KMUTTの学生がエンジニアや研究者に欠かせない実践的なスキルや高度な専門知識を身につける機会として毎年実施しているもので、今回は3年次生3名を受け入れました。

学生たちは、工学部精密工学科の吉田一也教授と山本佳男教授、奥山淳教授の研究室に配属され、塑性加工技術やロボット工学の関する実習を経験。各研究室の学生たちのサポートを受けながら、線引き法を用いて加工した銅線の製造と性能分析、ヒトの手の動きにあわせて動作する指型ロボットの設計と製造、マイクロコンピュータを使った温度計測センサの設計製造と制御用アルゴリズムの開発に取り組みました。7月26日には、研修の成果をまとめたファイナルプレゼンテーションと修了式を実施。大山龍一郎工学部長から各学生に修了証が手渡されました。

参加したチャナウィー・パンサムニアングさんは、「工学の知識を身に付けるとともに、日本文化や日本人の日常生活を深く知りたいと思い参加しました。先生も学生もとてもフレンドリーに接してくれる居心地のよい環境の中で、作りたいと考えたロボットを開発する手順をしっかり学ぶことができ、将来のチャンスも大きく広がったと感じています。後輩たちにもぜひこのプログラムへの参加を勧めたい」と話しています。

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