東海大学望星技術士会の総会が代々木キャンパスで開かれました

本学の吉田一也副学長が会長を務める東海大学望星技術士会の平成29年度総会が、6月17日に代々木キャンパスで開催されました。技術士とは、科学技術に関する専門知識と高い応用能力、倫理などを備えた人材の育成を目的とした、文部科学省所管の国家資格です。本学では、工学部機械工学科の機械デザインコースと材料科学科の材料技術者コースで、一般社団法人日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けてこの資格取得を目指す学生向けの教育を行っています。望星技術士会は、技術士の資格を持つ本学卒業生の親睦団体として2015年に設立されました。

総会では冒頭で吉田会長が、「卒業生の皆さんが技術士として活躍しておられる姿に、大学としても大きなエネルギーと勇気をもらっています。今後も本会を通して卒業生同士の親睦を深めるとともに、ぜひ学生にも技術や安心・安全意識の大切さを伝えてほしい」と期待の言葉を述べました。その後、昨年度の活動として、学生との交流会や会員向けの工場見学会などの取り組みと成果が報告されたほか、会計報告、役員改選などが審議されました。

続いて、山田清志学長による特別講演「東海大学75周年を機に100周年に向けて」を開催。教育・研究を柱に、地域や各国との連携を深めつつ、QOL(Quality of Life)の向上に寄与する大学を目指す方針や、Generalistとして健康に寄与する人材を育成する健康学部と文化社会学部設置の狙いを説明しました。

本会の発起人の一人である神藤典一副会長代表は、「技術士は、アメリカではコンサルタントとして働くためには欠かせないなど、国際的にも高く評価されている資格です。今後、社会で活躍する上では技術士をはじめとする専門性の高い資格取得の重要性が高まることから、本会としても母校の学生の資格取得を積極的に支援していきたい」と話しています。

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