教育研究上の目的及び養成する人材像
コミュニケーション学専攻では専攻内にメディア学コース、社会学コース、臨床心理学コースという3つのコースを有しておリ、それらを有機的に連関させて、コミュニケーションに関する専門職業人養成と研究者養成のための教育、研究の充実をはかっている。
3つのポリシー
1ディプロマ・ポリシー
コミュニケーション学専攻(博士課程前期・後期)における教育研究の目的は、メディア学、社会学、臨床心理学の3つの学問領域における学究を通して、変動する社会とメディアの発達、その中で生きる人間の心理における諸問題に関する専門知識と研究能力の修得、さらには、それらの問題解決に向けた主体的かつ協同的な態度の涵養を図り、コミュニケーションに関する専門職業人および研究者を養成することです。メディア学コースでは、メディアにおけるコミュニケーションの機能を理解し、価値あるメッセージを創造し発信できる専門家、社会学コースでは、社会的構想力を持ち、多様な人々とのコミュニケーションを通して社会問題の解決を図ることのできる専門家、臨床心理学コースでは、個人の心理を洞察し、共感的コミュニケーションを通して精神的問題を抱える人々を支援できる専門家を育成します。
2カリキュラム・ポリシー
コミュニケーション学専攻(博士課程前期・後期)では、メディア学、社会学、臨床心理学の3つの学問領域における学究を通して、コミュニケーションに関する専門職業人および研究者を養成する教育カリキュラムを編成しています。具体的には、高度な専門的研究に対応する知識の修得、時代の要請に応える問題の設定とそれに対応する応用能力の涵養を図る教育課程を構築しています。研究者として高度な専門知識の修得を目指すことはもちろんですが、特に臨床心理学コースでは、専門職業人となり得る十分な時間の実践授業を設定し、臨床経験を積む教育を実践します。
3アドミッション・ポリシー
アドミッションポリシーにつきましては、文学研究科の教育研究上の目的及び養成する人材像、3つのポリシーをご確認ください。
教職課程における理念と目標
コミュニケーション学専攻では、メディア学、社会学、臨床心理学の3つの学問領域における学究を通して、変動する社会とメディアの発達、その中で生きる人間の心理における諸問題に関する専門的知識と研究能力を修得し、さらには、それらの問題解決に向けた主体的かつ協同的な態度を涵養することを教育理念として、コミュニケーションに関する専門職業人および研究者の養成を目標としています。
教職課程においては、こうした専門知識と研究能力の修得および問題解決に向けた態度の涵養を基礎として、教科に関する高度な専門知識と効果的な教育支援の技能を有した上で、教育に携わる関係者間の協同を図り、生徒との効果的なコミュニケーションを通して、彼らを理解し尊重しながら指導できる教員の養成を目標としています。