史学専攻は、日本史学、東洋史学、西洋史学、考古学の4分野で構成されています。伝統的な文献史学の3専攻に、考古学を加えることにより、本専攻は総合的な人類史を追究する視点をもつものとなっています。また、日本史学では外交史、東洋史学では中国史、西洋史学ではドイツ史、考古学では応用考古学など、幅広い研究対象を有していることも本専攻の特色です。さらに、4分野間の学問的交流に加え、総合大学のメリットを生かして、他研究科・他専攻との教員・大学院生の交流、さらには「11大学院特別聴講生(史学専攻)に関する協定」を結び他大学院との交流も活発に行い、グローバルで柔軟な思考ができる人材の育成に努めています。
修了生の主な研究テーマ
- 大正政変後の政友会
- 曹魏政権における非漢族統御政策について
- 東海東部における弥生時代高地性集落の研究―足髙尾上遺跡群を中心に―
- 西アジアにおける前三千年紀から前一千年紀の20マス目遊戯盤について ―遊戯盤使用者に関する考察―