「静岡・中部地区企業懇談会」を開催しました

東海大学では12月21日に、JR静岡駅近くのホテルグランヒルズ静岡で2022年度東海大学「静岡・中部地区企業懇談会」を開催しました。企業の採用担当者と本学の教職員が情報交換を行うことで、採用環境に関する相互理解と学生への就職支援の促進を目的としたもので、以前は、近畿(大阪)・中部(名古屋)にて隔年で開催していましたが、静岡キャンパスの地元である静岡・中部で活躍されている企業の方々と密接な関係を構築したいという思いから、本年より静岡の地で開催することとなりました。今回は、計55社の企業から採用担当者らが参加しました。

初めに、山田吉彦静岡キャンパス長(学長補佐)とユニバーシティビューローの成川忠之ゼネラルマネージャー(キャリア就職担当・経営学部教授)が基調講演を行いました。山田静岡キャンパス長は、本学が今年度に「日本まるごと学び改革実行プロジェクト」と題して実施した全学的な改組改編を機に静岡キャンパスに人文学部が新設されたことや、清水港から折戸湾の大学付近の桟橋まで往復する「通学船」をこの4月から導入していること、静岡市海洋・地球総合ミュージアムの整備事業が進んでおり、清水港を中心とした開発に静岡キャンパスが全面的に貢献していく計画を語りました。

成川GMは、東海大学のキャリア・就職支援について講演しました。本学における昨今の就職状況や、コロナ禍への対応などを説明し、「本学では就職支援も教育の一環であるとの理念掲げ、実現に向けて各カレッジでの対応を図るとともに、『DX人材』や『SDGs人材』の養成に力を入れています」と強調。東海大学が取り組む社会的実践力「4つの力」の養成をはじめ、東海大学型リベラルアーツ教育、文理融合教育など本学の教育指針のもとで育む実社会への対応力について紹介しました。

その後は、会場内に設けた静岡キャンパスの学部学科や他キャンパスから参加したカレッジのブースに企業の採用担当者らが来訪。担当した教職員と採用動向や学部学科での教育内容などについて本学の教職員と情報を交換し、交流を深めました。