2023年度大学ランキングの教員採用者数で高等学校6位、中学校8位に入りました

 東海大学は、中学校と高等学校を合わせて毎年100名程度の教員を輩出しています。2023年度のランキングでは高等学校で6位、中学校で8位でした。

 東海大学の中高の教員免許状の取得は「教育学部」という教員の養成を目的とする学部ではなく、各学部学科で専門教育を学び、教員免許状の取得を目指す養成方法です。そのためより専門性の高い教員となることができます。
 多くの教員採用者を輩出する取り組みの一つとして、東海大学には教員採用試験対策講座「学校教育ゼミナール」があります。「学校教育ゼミナール」は、ティーチングクオリフィケーションセンター独自の取組みで、単位を取得する授業(教員免許状取得のための授業科目)ではなく、教員を志望とする学生が自ら希望して受講する教員採用試験対策のための講座です。

 講師は、県内で長年中学校、高等学校で教壇に立っていた先生方を、退職後に東海大学の教員として招きご担当いただいています。今年度は8名の教員が各々、春学期、秋学期を担当します。

 3年次の秋学期から始まる学校教育ゼミナールでは、教員になる意義、教員採用試験の概要、授業づくりなど、教員になる心構えから、教員採用試験を大きく捉えることから始めます。4年次の春学期には実際の教員採用試験対策として教職教養、小論文、面接、模擬授業などより具体的な対策を行います。今年度は4月17日より4年次を対象とする学校教育ゼミナールがスタートし、90名を超える学生が受講しています。

 この他にも教員採用試験対策講座としてオンデマンドでの講座や、学校ボランティアなどによる現場での体験、また、本学の卒業生で現役の教員の同窓会である無限の会の協力による現役教員とのパネルディスカッションなども行い、教員になるための強力なサポートをしています。

 是非教員になりたい、実際の教員についてもっと知りたいなどありましたら、ティーチングクオリフィケーションセンターまで問合せください。

※ランキングは朝日新聞出版「大学ランキング2023年度」から引用