新入生研修会で短歌と俳句の朗詠がおこなわれました

文芸創作学科の新入生研修会が4月8日にひらかれました。

当日は先輩学生を代表して、「文藝工房」編集長・橋本悠樹さん、副編集長・鈴木七海さん、編集幹部の平岡彩音さん、桑原沙里那さん、石井彩葉さんが駆けつけ、新入生への歓迎の言葉を贈り、履修相談に乗ってくれました。
また、近藤匠さんはうちの学科生がつくった短歌や俳句を、自作のパワーポイント画像を映写しながら、朗詠してくれました。近藤さんは小説創作に励むだけでなく、声優学校にかよってヴォイス・トレーニングを受け、声優への道をめざしています。新入生たちは彼の見事な朗詠に、盛大な拍手を送りました。
近藤さんが朗詠した短歌と俳句を、いつくかご紹介します。
「毎日が戦争 毎日が平和 サラダ記念日 みたいに祈れ」
「センサーで 灯るライトに 照らされて 帰路の私は 生きてる、多分。」
(以上、白沢貴悠さんの作)
「深秋や 我が字 恥じたる 二十歳かな」
「知らぬ街 あるけば 薔薇の 色と色」
(以上、林真花さんの作)
「愛される 素数ね あなた どんな日も あの子で割れば、私が余る」
「十代で なにもないなら この先も ずっとそうだろ、祝えよ二十歳」
(以上、宇治村日和さんの作)