第8回UNESCOユースセミナーが開催されました

3月26日から28日にかけて、スチューデントアチーブメントセンターの助成を受けた学生プロジェクト「ユネスコユース(代表:国際学科山崎綾音さん)」と国際学部、教養学部、児童教育学部の主催で、第8回UNESCOユースセミナーが開催されました。今年のテーマは「ジェンダーとセクシュアリティ」でした。

セミナー前日に一般公開されたプレイベント講演会にはおよそ150人の参加者が集まり、ユネスコのバンコク事務所からオンラインで参加したジェネル・バブさん(性教育担当)と国際学部の小貫大輔先生、NPOピルコン代表の染矢明日香さんの対談に熱心に耳を傾けていました。

1泊2日のユースセミナーには、高校生と大学生が合わせて153人が参加。群馬、埼玉、茨城、岐阜のブラジル学校や横浜のドイツ学園から50人ほど、北海道、京都、東京、神奈川のシュタイナー学校から20人ほどの高校生も参加して、国籍や言語の壁を超えた話し合いや出会いがたくさんありました。

ユネスコの提案する性教育の8つのテーマを理解するためのワークショップやダンス、大きな絵をみんなで描くセッションが開かれ、本学の卒業生サヘル・ローズさんもユースセミナーの講師の一人として参加し、自らの経験を踏まえて文化を超えた相互理解の大切さを訴えていました。

ユースセミナーには大手のメディアの取材も入り、4月2日にはNHKの朝のニュース番組「おはよう日本」でも取り上げられました。4月9日の早朝まではNHKプラス「おはよう日本(4月2日7:00)」で見ることができます。4月中には朝日新聞にも記事として掲載される予定です。