情報通信学部

森田 直樹

便利な暮らしを目指して

研究概要

 ネットワーク技術やコンピュータ技術を使って、私たちの生活をもっと便利で快適にするための研究を行っています。たとえば、家電をネットワークに繋ぐことができると、外出先から操作することができます。エアコンが温度と湿度を判断し、帰宅するころに自分の好みの室温にしてくれれば快適です。このような社会を実現させるために、コンピュータとネットワークを繋いだり、人間の脳の働きをコンピュータで実現させたりするなどの研究を行っています。

SuicaやPASMOを用いた出席管理システム

 皆さんの学校では、毎朝、出欠を確認していますね。大学では、授業ごとに出欠を確認しています。クラスメイトの人数は、多いクラスで100名以上となるため、出欠を確認するのにも多くの時間が必要でした。森田研究室では、SuicaやPASMOなどのICカードで出欠を確認できるシステムを開発しています。教室の出入り口に、ICカードリーダを用意し、学生は、入室時にICカードをタッチします。その情報は、先生用のパソコンに送信され、先生は、誰が何時に出席したのかを簡単に確認できます。

文書分類のための特徴抽出に関する研究

 今日の朝ごはんは何を食べましたか? 3人に質問したところ、Aさん、「パンをたべました。」 Bさん、「ご飯を食べました」 Cさん「パン」 と返事が返ってきました。皆さんは、パンを食べた人が2名(AさんCさん)、ご飯を食べた人が1名(Bさん)と、判断しますよね。それはなぜでしょう? 質問の意味を理解し、返事の中から“パン” “ご飯”が含まれているか否かで判断しましたよね。コンピュータには、文章の意味はわかりませんから、キーワードの出現により分類します。分類のキーワードが、“パン”や“ご飯”ではなく、“食べた” とした場合、AさんとBさんが同じ返事で、Cさんが違った返事をしたと解釈してしまいますね。森田研究室では,コンピュータを人間の感性に近づけるために、どんなキーワードを組み合わせて判断したらよいか文章分類のための特徴抽出に関する研究を行っています。コンピュータが人間のような知性を持つ日を夢見て…