湘南キャンパスで4月2日、2021年度春学期入学式と昨年度に新型コロナウイルス感染症拡大の影響で式典が挙行できなかった新2年次生をあらためて歓迎するスペシャル入学式を合わせて実施しました。また、新型コロナ禍で従来の活動ができず新人勧誘の機会も限られていた運動部や文化系サークル、スチューデントアチーブメントセンター・チャレンジプロジェクトの各団体などの活動紹介として「おいでよとうかいの森」も開催しました。
入学式は例年、湘南キャンパスで伊勢原や清水、高輪の各キャンパスに入学する学生も含めた式典として挙行してきましたが、今年度は感染拡大対策として各地に分散しての実施としました。湘南キャンパスの当日は、午後からまず新1年次生を対象にした式を総合体育館と2号館大ホールの2カ所に分け、それぞれ2回ずつ計4回実施。また続いて、新2年次生向けの式も両会場で1回ずつ執り行いました。各回の人数を少なく抑えるとともに、換気や手指の消毒を徹底するなど感染対策を講じました。
山田清志学長は各回すべてに登壇。新入生たちがグローバル社会で活躍する人材となることを期待して英語でメッセージを送り、本学における教育の基本方針を説明するととともに、「“人生を如何に生きるべきか”考えるとともに、グローバル化時代をたくましく生き抜く力を身につけてほしい。東海大学生としてのアイデンティティーを確立して、誇りを持ってください」と話しました。また、2年次生向けでは、「昨年度はコロナ禍で入学式ができず、1年遅れてしまいましたが、入学式に代わる皆さんの歓迎の催しにメッセージを送ります」と話し、こちらも英語でスピーチ。最後に「Let’s enjoy TOKAI campus life!」と語りかけました。
各回では卒業生講演や在学生によるトークライブも実施。政治経済学部卒業生で株式会社SQUEEZE 代表取締役CEOの舘林真一さんは、「東海大学はグローバルな活動をできる環境。見切り発車でいいので、どんどん挑戦してください」と力強く語りました。また、チャレンジプロジェクト「Tokai International Communication Club」の東内ひかるさん(政治経済学部4年次生)や同「3.11生活復興支援プロジェクト」の越光蓮さん(工学部4年次生)、サーフィンサークルCORE主将の野口海斗さん(同3年次生)、ワークスタディ奨学生の小佐野迅弥さん(文化社会学部3年次生)、インドネシア出身の留学生、ウィンダ ジョセリンさん(理学部2年次生)は、それぞれの活動の魅力やキャンパスライフでの目標などについて熱弁をふるいました。
イベントのフィナーレでは、新入生と2年次生を歓迎する1800発の花火を打ち上げ。学生たちは、キャンパスの夜空を彩る大輪の花を見上げ、新しいキャンパスライフの日々への思いを新たにしていました。