代々木キャンパスで「日本観光ホスピタリティ教育学会」が開催されました

観光学部のある代々木キャンパスで6月15日に、「2019年度日本観光ホスピタリティ教育学会 総会・シンポジウム」が開催されました。同学会は観光ならびにホスピタリティ教育に関する教育とその連絡提携および促進を図り、観光やホスピタリティ教育の振興に貢献することを目的に2002年度に設立され、本学部と関連部門の教員も所属しています。

今回は、「観光ホスピタリティ教育のイノベーションに向けて―学びと社会の連携を促進させるスキームを考える」をテーマに開かれ、同学会の理事を務め観光学部生向けの英語教育カリキュラム作成などに携わる国際教育センターの藤田玲子教授が運営を担ったほか、学会に所属する橋本朋子教授や本学部の学生が受付や講演会の進行をサポートしました。当日は経済産業省商務・サービスグループサービス政策課長などを務める浅野大介氏による基調講演「Society5.0時代の『未来の教室』」が開かれたほか、観光教育に携わる研究者らによるパネルディスカッション「観光ホスピタリティ教育のイノベーションに向けて―学びと社会の連携を促進させるスキームを考える―」が行われました。

藤田教授は、「本学会の総会は観光学部の館野和子元教授が理事を務めていたことから、本キャンパスでは3回目の開催となりました。今回は、基調講演やパネルディスカッションを通じて、観光やホスピタリティに関することにとどまらず、今後の教育はただ教えるだけではなく、プロジェクト型学習やアクティブラーニングなど本学でも取り入れられている手法を駆使し、学生一人ひとりへの個別最適化を図っていく必要性があると再認識する機会となりました。今後もこのような機会を生かし、学生たちにさらに深い学習に取り組んでもらえるよう授業スタイルを見直し、充実を図っていきたいと考えています」と話しています。

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