教育研究上の目的・人材像

体育学科の教育目標

体育学科では、「身体を多面的に把握・理解する能力の育成」に最も重点を置いています。機械文明がさらに発達して、人間はますます動かなくなってきています。それにともなって、子どもや若者の体力は長期的に低い水準を示しています。運動不足によって生活習慣病に陥ってしまう大人達も増加しているようです。こうした現象は、世界の先進国においてはほぼ共通していて、だからこそ、人間の身体そのものへの着目は、今、世界的に大きなブームになりつつあるのです。

「体育・スポーツ科学」をまず、しっかりとこの体育学科で学びましょう。その上で、自分自身の興味関心に合わせて、人文社会科学系の体育学や自然科学系のそれらのいずれかで、「体育・スポーツ科学」の中身を、もっともっと深めることをお勧めします。さらに、「体育・スポーツ科学」に立脚してそれを応用し、次世代を担う子ども達のためのよき保健体育教師やスポーツ指導者・研究者になることを目指してください。

この体育学科で、あなたの夢や理想をぜひ、現実のものにしましょう!

体育学科の教育方針

体育学科では、教育の方針を以下の3点に絞ります。

  1. 1.高校から大学への連続性を大切にします。

    高校では、保健の授業はしっかりやりましたか? 体育理論は学習しましたか? 体育学部では、普通、それらが理解されているという前提で授業が始まります。でも、安心してください。体育学科では、高校から大学への、知識と理解の連続性を大切にしています。高校と大学とのスムーズな橋渡しとなるような科目をきちんと揃えてあります。

  2. 2.確かな知識を得る方法を大切にします。

    あなたは、勉強のやり方や物事の考え方に自信がありますか? 多くの学生から、『勉強の仕方・やり方がわからない』という声を耳にします。でも、安心してください。体育学科では、物事の見方・考え方、確かな知識を得る方法を大切にしています。論理的な思考と、勉強や研究のやり方についての科目をきちんと揃えてあります。

  3. 3. 「人文社会科学系の体育・スポーツ科学を極めること。」「自然科学系の体育・スポーツ科学を極めること。」「よりよい保健体育教師やスポーツ指導者になること。」のいずれかに重点を置くことができます。

あなたの将来の夢は何ですか? その夢や理想は実現しそうですか? 自分が興味を抱いた領域で、1ランク上の専門的な勉強ができないことも多いのです。質の高い「保健体育」の教員を目指す人、大学院への進学を視野に入れている人も多いでしょう。でも、安心してください。体育学科では、皆さんの興味・関心に応じた高度なカリキュラムを用意しています。スポーツ科学を一層深め、極める科目、保健体育教師に必要かつ有益な科目を揃えてあります。

体育学科が養成しようとする人間

体育学科では、上記のような教育目標・教育方針に基づいた学科運営、並びに授業カリキュラムを展開することによって、次のような人間を育てようとしています。

  1. 1.体育・スポーツ科学における、人文社会科学系、あるいは自然科学系の研究者。
  2. 2.企業・地域社会における、保健・体育・スポーツ文化の指導的継承者。
  3. 3.優れた中学・高等学校の保健体育教師、あるいは特別支援学校教師。

すなわち、保健・体育・スポーツに関する学問研究の文化的諸成果を、周囲の人々や、未来を担う子どもたちに発展的に伝えていける、一言で表現するならば、「知の伝道者」の育成を目指しているのです。

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