「中小・ベンチャー企業魅力発信トークライブ」を開きました

政治経済学部では11月12日に湘南キャンパスで、「中小・ベンチャー企業魅力発信トークライブ」を開催しました。活躍する中小企業の活動を紹介し、学生の将来設計などに役立ててもらおうと平塚市産業振興部産業振興課と共催したものです。当日は本学部や文学部の学生や市民ら約120名が参加しました。

第1部の「挑み続ける経営者からの熱いメッセージ」では、3Dプリンターを使った受注生産を行っている株式会社JMC代表取締役CEOの渡邊大知氏と、インターネットを利用した手話通訳を提供している株式会社シュアール代表取締役社長兼CEOの大木洵人氏が登壇。渡邊さんは、人の下で働きたくないとの思いから現在の仕事を始めたことや、企業は税金を払うことが最大の社会貢献であり、お金を稼ぐことがもっとも重要だと考えていると発言。その上で、ものづくりの現状を変えたいとの思いから、「この国のものづくりを置き去りにする」ことを経営理念に掲げていると語りました。そして、「いつでも自分のやりたいことを語れるようにしておくことが大切。後悔しない人生を歩むために、やりたいと思ったことはすぐにやるようにしてほしい」とメッセージを送りました。一方の大木さんは、耳の聞こえない友人を助けたいと考えたときに最も時間がかからない方法が起業することだったため、会社を立ち上げたという創業の経緯を説明。「すでに存在するビジネスのコピーではなく、新しい社会インフラを作ることを強く意識しています。社会を変える仕事をし、日本発で世界初のものを生み出していきたい」と語りました。

第2部では両社の従業員も加わって、会場からの質問に答える「従業員の本音トークパネルディスカッション」を実施。壁にぶつかったときにそれを乗り越える原動力や従業員・経営者として健康の重要性をどのように考えているか、求める人材像などについて、活発な質問が寄せられました。

参加者からは、「経営者の本音を聞くことができてとても勉強になりました。また、日本社会の抱える課題や会社を興す理由は一つではないこと、インターネットではインフラがもっと整えばさらに新たなビジネスチャンスがあることなどを知るとても有意義なイベントだった」との感想が聞かれました。

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