政治経済学部同窓会会長奨励賞の授与式を行いました

政治経済学部では建学祭期間中の11月3日、湘南キャンパスで「政治経済学部同窓会会長奨励賞」の授与式と、受賞学生による論文発表会を開きました。この 賞は、学生が日ごろから社会の動きや変化に関して学び、実社会に即した専門領域を通じて「社会力」を身につける学習成果の検証を目的とするものです。経済 学科と経営学科の全学生を対象に論文を募集し、同窓会役員らによる選考の結果、経済学科から2グループ5名が、経営学科から1名が選ばれました。当日は本 学部同窓会総会も開催され、多くの同窓生が聴講しました。

授与式では、同窓会の衛藤譲二副会長が経営学科から選ばれた寅岩和彦さん(4年次生)に賞状を授与。その後、中川望さんと石居弘健さん、後藤光さん(いず れも経済学科4年次生)のグループが「日本経済は破綻する」のテーマで、現在発表されている統計データや海外の事例を挙げながら、経済学の定理を用いて日 本経済の現状や今後の動向を分析した結果を発表。また、白石純平さんと横地真央さん(3年次生)のグループが「日本のエネルギー政策はどうあるべきか 競争型エネルギーシステム」と題して、原子力発電所の全廃を前提に国民へのメリットが大きいエネルギーシステムの構築に向けた改善策を提言しました。寅岩 さんは「公共運輸企業の安全に関する経営学的考察」のテーマで発表。鉄道や航空機事故の原因を分析した結果をもとに、効率と安全性を両立させるためにはマ ニュアルを整備するだけでなく、日ごろからの訓練に基づいて社員のセルフマネジメント力を高める必要があることを発表しました。

受賞した学生からは、「論文はさまざまなデータを見ながら、先生方の指導のもと友人らと一緒に創り上げたものなので、大変うれしく思います。今後の勉学への励みにもなります」などの感想が聞かれました。

政治経済学部同窓会会長奨励賞の授与式を行いました

政治経済学部同窓会会長奨励賞の授与式を行いました