国際原子力研究所

施設概要

東海大学の原子力工学の教育・研究は、原子力の平和利用の理念に立って創設された建学の基盤の１つであり、本学が60年以上にわたって展開してきた原子力・放射線分野の教育・研究の伝統と成果を引き継ぎ、さらなる研究発展と高度な専門性を持った人材の育成につなげることを目的に国際原子力研究所が設置されました。

国際原子力研究所では、これまで蓄積された原子力分野の教育・研究の資源を積極的に活用して、我が国と世界の原子力の平和利用の推進に寄与することを目的とし研究活動を行っています。1956年度に工学部応用理学科原子力工学専攻(現・工学部原子力工学科)を設置し、日本の大学に先駆けて原子力分野の研究と人材育成を展開し、2010年代からは国際連携も強化。原子力発電所の建設を目指すアジア諸国から研修生を受け入れてきたほか、2013年度からは国際原子力機関と協力して「原子力の国際安全基準研修コース」を毎年開催しており、2022年度からは国際連携事業も本研究所で引き継ぐ予定をしております。