毎年恒例の学外授業としてミカン狩りをサポートしました

毎年恒例の学外授業としてミカン狩りをサポートしました

教養学部芸術学科デザイン学課程の学生9名と教員3名が12月6日、神奈川県二宮町の井上農園でミカン狩りのサポートをしました。東海大学教養学部 SOHUMプログラム(※)の「湘南地域ブランド創造プロジェクト」の一環で毎年取り組んでいるもので、自己形成科目「人間学2」の学外授業として行いま した。自然の中でミカン狩りを体験するだけではなく、ミカン農園に集まるさまざまな人と接することで、集い力や成し遂げ力を養い、SOHUMの目指す「問 題解決に向けて自らの社会的役割を自覚し行動できる能力」を身につけることを目的としています。

学生たちは午前7時30分にバスで大学を出発し、8時から午後4時までミカン狩りを主催するNPO湘南スタイルの方々から指示を受けながら作業しました。 学生たちの役割は”コンシェルジュ”。午前と午後に来園するミカンの木のオーナーたち延べ200名を出迎え、山に誘導しながらミカン狩りの案内と指導を担 当しました。当日は天候にも恵まれ、ミカン畑から富士山や駿河湾が見える中、汗をかきながらの活動となりましたが、学生たちは家族で訪れるオーナーたちと 話しながら事前に決められた量のミカンを箱に詰めていきました。150kg(15箱分)収穫したグループもあり、初めての作業にもかかわらず黙々とサポー トに徹していました。オーナーたちをアテンドすること、また農業を支えるNPOの仕組みや関係者に触れることで、学生たちは学内の授業とは違う経験を積ん でいました。

※東海大学教養学部SOHUMプログラム
“SOHUM(ソヒューム)”とは、ソーシャル・ヒューマンウェアの略。教養学部の学生たちが専門能力を生かして協働しながら、それぞれが役割を担い、社 会的な課題を解決する行動力を磨く教育プログラムです。社会を形成している基盤や仕組み、自らの技能や知識といったハードとソフトを動かすヒューマンウェ ア(=社会的役割を担う力)を、一人ひとりが身につけることを目標としています。

毎年恒例の学外授業としてミカン狩りをサポートしました