教養学部芸術学科音楽学課程では、2月25日に海老名市文化会館小ホールで演奏会「音楽の夕べ」を開催しました。本課程の学生有志が日ごろの学びの成果を披露しようと、企画から当日の運営まで担い毎年実施しているものです。今回は16組が出演し、教職員や学生、市民ら多数が来場しました。
2部構成の演奏会では、サクソフォンやフルートなどさまざまな独奏楽器による演奏のほか、ユーフォニアムとチューバの四重奏や金管八重奏など、華やかな演目を披露。学部1年次生から大学院生まで、学年をこえたセッションも行いました。中心となって企画した茂木鈴絵さん(4年次生)は、「ただ上手な演奏をするだけでは面白くないので、演奏を聴いてくださる来場者の方も、楽器を演奏している自分たちも楽しめる会を目指しました。1年次生のころから毎年学生企画の演奏会に参加してきた中で、『自分が最上級生になった年にはこんな演奏会にしたい』と考えてきたことを実現することができ、達成感でいっぱいです」と語りました。また、来場者からは、「前半は歌を披露していた学生が後半では楽器を演奏していたり、一緒に舞台に立つメンバーで衣装や小道具をそろえていたりと、学生らしい工夫が多く楽しめました」といった声が聞かれました。