芸術学科音楽学課程が「2020年度卒業演奏会」を開催しました

教養学部芸術学科音楽学課程では2月23日に神奈川県民ホールで、「2020年度卒業演奏会」を開催しました。今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、東海大学と会場のガイドラインに則り手指の消毒や検温など感染対策を徹底して行いました。

当日は14名の学生が舞台に立ち、トロンボーンやサクソフォン、ピアノ、ヴァイオリン、オルガン、声楽など、一人ひとりが4年間の集大成を披露。伴奏や当日の運営も学生が中心となり、最後の大舞台を終えました。フルート奏者の紅谷綾音さんは、ほかの出演者の伴奏も2曲担当。「大学最後ということもあり今までで一番緊張する舞台でした。しっかりと音楽に向き合い、一生の友人にも恵まれた大学生活でした」と笑顔で振り返りました。本課程の沖野成紀教授は、「大学や会場の協力のもと、無事に開催することができてほっとしました。4年生は最後の1年にもかかわらず演奏する場がほとんどなくなってしまったので、卒業演奏会は中止にはしたくないという思いがありました。感染予防のため大学構内での練習時間の制限があり、学生は準備に苦労したと思いますが、出演者全員が学びの成果を披露してくれたので、大成功といえる演奏会になりました」と、学生たちをたたえました。