政治経済学部では10月14日に湘南キャンパスで、新潟１区選出の石崎徹衆議院議員による公開セミナー「最年少国会議員から見た日本の政治」を開催しまし た。講演で石崎氏は、財務省時代に携わった経済・財政政策や官僚の生活を解説。リーマンショックの際、金融危機対応に奔走したことなどを紹介しました。そ の後、国の財政状況や消費税をはじめとする税制改革に向けた動き、選挙制度改革の問題、選挙に行くことの重要性などを図や表を交えながら解説しました。終 了後には参加した学生から、税制改正時の低所得者対策や移民の受入の可否、少子化対策など多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。
学生からは、「普段なかなか接する機会のない国会議員を身近な存在に感じることができました。私も地方出身者なので、石崎議員が指摘された選挙制度改革に おける地方と都市部の関係の問題を再認識しました」「テレビなどでは大臣クラスや大物議員と言われる人々の話を聞く機会がありますが、若手の方の話をうか がう機会はほとんどないので大変貴重な経験になりました。地方出身の政治家の日常生活も知ることができ、政治家に対するイメージも変わりました」などの感 想が聞かれました。
