卒業生によるシンポジウム「実社会に出て何が待っているのか」を開催しました

政治経済学部経済学科では10月10日に湘南キャンパス11号館で、本学部の卒業生によるシンポジウム「実社会に出て何が待っているのか」を開催しました。主に1年次生を対象に、社会に出た先輩たちから、学生時代はどのような生活を送っていたのか、就職活動のときの話などを聞き、在学生に学生生活を送るうえでの参考にしてもらうことを目的に毎年行っています。今回は銀行員や販売業、サービス業などさまざまな分野で活躍する卒業生ら5名がパネリストとして出席。平賀一希准教授がコーディネーターを務め、学生約130名が出席しました。

シンポジウムは、「どのような大学生活を送っていたか」、「就職活動について」、「大学でやっておいたほうがいいと思うこと」などについて平賀准教授が質問し、パネリストが答える形で進行。卒業生からは、在学中に挑戦してよかったことや失敗から得られた経験などについて、ユーモアを交えながら紹介されました。また、最後の質問となった、「今の自分から、1年次生のときの自分に言いたいことはありますか?」に、パネリストの山本有二さんは、「東海大学はさまざまな人がいるし、自分がやろうと思ったことをサポートしてくれる環境も充実している。キャンパスに人も多いので、もっと人脈を広げてといいたい。皆さんも、やりたいことにしっかり取り組んで、たくさんの人とつきあってみてください」とメッセージを送りました。

また、学生からの質疑応答の時間も設け、「就活では何社受けて、何社受かりましたか?」、「就活のときのモチベーションの保ち方を教えて下さい」と、就職活動に関する質問が多く聞かれました。参加した学生からは「教員を志望しているため参加する前は企業へ進んだ人の話は関係ないと思っていましたが、就職活動の体験談を聞いて企業にも興味がわきました」、「銀行をはじめ大きな会社に務めている人でも、学生時代は僕たちと同じような経験を積んできたのだと知って親近感がわきました。卒業生のアドバイスを参考に今できることをしっかりやっていきたい」といった感想が寄せられました。

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