教育研究上の目的及び養成する人材像、3つのポリシー

教育研究上の目的及び養成する人材像

 教養学部人間環境学科社会環境課程は、本学・本学部の教育理念に沿って、私たちが直面する社会経済活動を「環境」、「福祉」、「ビジネス」の領域に分けて異なった角度から分析し、それらをトータルに把握することができる人材を養成することです。

ディプロマ・ポリシー

 教養学部人間環境学科社会環境課程では、本学・本学部の学位授与の方針に従い、所定の課程を修め、以下の能力を備えたと認められる者に学位を授与します。

『知識・理解』
 社会科学の基本的教養と各分野の専門性を活かせる能力。

『汎用的技能』
 持続可能な社会を実現するための知識や経験を柔軟に活用できる能力。

『態度・志向性』
 知識や経験を蓄積するとともに、環境、社会、ガバナンスの面からバランスのとれた社会の形成に向けて積極的に行動する姿勢。

カリキュラム・ポリシー

 教養学部人間環境学科社会環境課程が定めるディプロマ・ポリシーに基づき、以下に示す教育課程を編成し、実施します。

『教育課程・学修成果』

 社会環境課程では、「環境」、「福祉」、「ビジネス」の領域に沿って、主専攻選択科目を配置しています。その主な特徴として以下の点が上げられます。
 社会科学の基本的教養と各分野の専門性を活かせる能力の修得を目的として、少人数制(10名程度)のゼミナール教育を通して、理論と実践を結びつけるような総合力の育成をはかっています。
 そのため、第1・第2セメスターから「入門ゼミ」に所属し、高校から大学への橋渡しを行うための初年次教育を行っています。第5セメスターからはじまる2年間の「ゼミナール」では、専門領域を踏まえて、焦点を絞った個別のテーマに取り組むことになります。ゼミでは、就職進路、キャリア形成を考える時間もつくり、フィールド調査など学外教育も行います。そして、大学での学びの集大成として卒業論文をまとめ、最終的かつ総合的に学修の成果を評価します。
 また、持続可能な社会を実現するための知識や経験を柔軟に活用できる能力を養成するために、現代社会が抱える様々な問題に対処するため、「マクロ経済学」「ミクロ経済学」をはじめとする多様な専門科目をそろえていることです。今日においては、環境や福祉、ビジネスの問題がそれぞれ独立して存在しているわけではなく相互に複雑に絡み合っています。たとえば、環境問題を考えるとき、環境だけを単独に取り上げるのではなく、経済成長との関連で問題の解決を考える必要があります。本課程では、このような状況を踏まえて、「環境経済論」、「環境政策論」、「金融論」、「社会保障論」「福祉経済論」、「マーケティング政策論」など学際的な科目を設定するほか、グローバル化を伴いながら複雑化する社会のニーズに対応するため、「国際社会ゼミナール」を開講し、国際的な視点を持った能力を育成します。
 さらに知識や経験を蓄積するとともに、環境、社会、ガバナンスの面からバランスのとれた社会の形成に向けて積極的に行動する姿勢を養成するために専門研究を深める必要性があることから技術的手法についても重視しています。具体的には「統計学」、「社会調査法概論」、「データ分析」などの科目を開講しています。これらの科目は、卒業研究などのオリジナリティを高めるだけでなく、将来、社会人として仕事や活動にも役立つと考えられます。
 さらに、本課程では、「経済学特講」、「環境学特講」、「社会福祉特講」の科目を設置し、現代社会の注目を集めている問題に焦点を当てた授業を行っています。
 これらの科目のねらいは、単に知識を増やすだけではなく、履修生一人ひとりが、各自の意見を持てるようにすることです。

『学修成果の評価方法』

 本課程のディプロマ・ポリシーに示されている「知識・理解」「汎用的技能」「態度・志向性」に関して、修得単位数・GPAによる分析評価、授業についてのアンケート等を用いた学生による自己評価により、学修成果の評価を行っています。その集計結果は、FD活動等をとおして教育の質向上のためのPDCAサイクルにつなげています。

アドミッションポリシー

 人間環境学科の教育研究上の目的及び養成する人材像を理解し、これらを達成するために自ら学ぶ意欲をもった人を求めます。

『求める学生像』

 人間環境学科で定めている学位授与のために求められている能力を身に付けることが期待でき、基礎学力が十分にある人材。

『入学者に求める知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度』

(1)知識・技能
 英語では、高校の英語の科目の履修を通して英語の文章理解力、表現力、コミュニケーション能力を身に付けておくことが望ましい。
 国語では、高校での国語の履修を通して日本語の文章理解力、表現力、コミュニケーション能力を身に付けておくことが望ましい。
 社会では、高校での社会(世界史、日本史、地理、政治・経済、倫理、現代社会)の科目の中から選択し、個々の項目の内容を理解していることが望ましい。
 数学(1A、2B)及び理科(生物、化学、物理)の中から選び、自然科学的な知識を幅広く理解していることが望ましい。

(2)思考力・判断力・表現力
 文理融合の観点から、文系の知識・技能と理系の知識・技能を総合して応用できること、及び、それらを発信できることが期待できること。

(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
 多様な価値観を理解し、良好な人間関係を築くことができること、物事に対して挑戦的に取り組むこと、及び、失敗や挫折を乗り越えて目標を実現しようとすることが期待できること。

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