大学院体育学研究科では1月29日に、湘南キャンパスで2018年度第4回「東海大学健康・スポーツ科学セミナー」を開催しました。このセミナーは学内外から健康やスポーツ科学の専門家を招き、大学院生や教職員に知識の幅を広げてもらおうと、年に4回開いているものです。当日は75名の大学院生や教員らが参加しました。
今回は、「大学スポーツの発展に向けて-大学スポーツコンソーシアムKANSAI(KCAA)設立の経緯から-」と題して、立命館大学スポーツ健康科学部教授の伊坂忠夫氏にご講演いただきました。伊坂氏は、“大学スポーツ”が学生アスリートに与える影響や、立命館大における運動部強化の取り組みを紹介したほか、1980年に設立された「関西五私大学体育研修会」が発展して2018年4月に発足した、一般社団法人大学スポーツコンソーシアムKANSAI(KCAA)について解説。代表理事を務める伊坂氏は、KCAAの概要や活動内容、産民官と連携した大学スポーツの発展の可能性について語り、「今皆さんが取り組んでいるミッションが『仕事』『キャリア』『天職』のどれになるのかは、自分の目的意識次第です。問題意識や好奇心を持ち、挑戦を続けていってください」と、参加者にアドバイスを送りました。