応用理化学専攻(修士課程)

2016年度設置

現代の多様化した工業技術に対応し,東海大学と工学研究科の設置理念を踏まえ,地球環境にやさしい循環型社会を構築し,高度専門技術者または研究者として人類に貢献するためには,専門とその周辺技術に対する理解を深めなければならない。そこで,本専攻では,生命化学,応用化学,原子力工学,金属材料工学(材料科学)を取り扱う。 生命化学および応用化学領域では,有機化学,無機化学,物理化学,生化学,化学工学などに関する専門的学識を高め,生命化学や応用化学の分野における文化の創造的発展と人類の福祉に貢献することを目的としている。従って,化学をベースとした各種学問の基礎と応用を学び,化学的・生命科学的さらには工学的なものの見方・考え方を重視している。原子力工学領域では,原子力や新エネルギーに加え,環境に対する影響を深く理解し,エネルギー分野における高度な学術の理論および応用を教授し,文化の創造発展と人類の福祉に貢献することを目標としている。さらに,材料科学をはじめとする金属材料工学領域では,材料工学全般に精通し,金属材料などの材料に関する産業界のさまざまな要求に対応できる能力を身につける。さらに,材料に関する諸問題を自ら発見し,自らの力で解決できる人材の育成を念頭に,材料工学に関する産業界の要望にも柔軟に対応できる有能な人材を養成し,文化の創造発展と人類の福祉に貢献することを目的としている。

従って,応用理化学専攻では,各領域の専門的な素養と領域を超えた幅広い知識を身に付け,応用理化学に関する諸問題を自ら発見し自らの力で解決できる力をもった有能な人材を養成する。

応用理化学専攻が養成しようとする人材

応用理化学専攻では,生命化学,応用化学,原子力工学,金属材料工学(材料科学)の各領域の専門的な素養と領域を超えた幅広い知識を身に付け,応用理化学に関する諸問題を自ら発見し自らの力で解決できる力をもった「高度で有能な専門家」を養成することを教育目標としている。さらに,単なる知識や技術の修得だけでなく,広い世界観,歴史観,人生観を備え,研究者・技術者として活躍でき,独創性の高い研究開発能力や優れたコミュニケーション能力,プレゼンテーション能力,国際性を兼ね備えた豊かな人材育成を目指している。

カリキュラムの特色

「TECHNICAL ENGLISH FOR ENGINEERS」と「工学倫理知財特論」を通して工学系の学生に対する要望が高まっている英語力を基にした国際性と工学倫理等の社会的基盤となる知識を身に付ける。さらに,「理化学基礎特論1」と「理化学基礎特論2」により応用理化学分野の基盤的知識を身に付け,応用理化学専攻の特徴と養成する人材像を明確にする。また,選択科目は専攻内共通発展科目と複数の領域別発展科目に科目群を分けることで,学問領域を超えた幅広い知識に対する要望とより専門性の高い知識に対する要望の双方に対応できるカリキュラムを設定する。これらの基盤知識を基に4科目(8単位)の応用理化学研究ゼミナール1~4において高度な専門家としての研究経験を身に付けることで,社会に必要な応用理化学の幅広い分野で活躍できる人材を育てる。

従って,必修基盤科目および自己開拓科目16単位の修得が必須である。さらに,領域共通発展科目および指導教員の専門領域によって決定する領域別発展科目から20単位以上の修得が必要となる。