教育研究上の目的及び養成する人材像、3つのポリシー

教育研究上の目的及び養成する人材像

 文学部の教育研究上の目的は、建学の精神及びそれらを具現化した4つの力を踏まえ、人文科学に関する幅広い教養と高度な専門的知識および的確な分析法を身につけ、現代社会が抱える多様な諸問題と向き合い、問題の根幹はどこにあるのかを正しく理解し、課題を見据え、対処策や解決法を導き出せる創造力と実行力をもった人材を養成することです。

ディプロマ・ポリシー

 文学部では、本学の学位授与の方針に従い、以下の能力を備えたと認められる者に学位を授与します。

『知識・理解』
 人類の叡智と歴史認識とを学び、人文学の各専門分野において自らの問題意識に則して現代社会の諸問題を的確に理解する基礎能力。

『汎用的技能』
 主体的に設定した専門分野の課題を論理的に分析・考察し、自らの見解を様々な表現形式を通じて積極的に発信してゆく能力。

『態度・志向性』
 激しく変動する現代社会の課題と主体的に向き合い、新たな世界の構築に貢献しようとする姿勢。

カリキュラム・ポリシー

 文学部が定めるディプロマ・ポリシーに基づき、以下に示す教育課程を編成し、実施します。

『教育課程・学修成果』

 人類の叡智と歴史認識は、文字や言葉に置き換えられて初めて意味を発揮しますので、文学部では「ことばを大切にする」ことを教育編成の基本に据えています。この方針に則し、基礎知識を習得させるために学部教養科目「知のフロンティア」・「ことばの世界」を設置しています。併せて日本語については「文章表現法」と「古文基礎」を設置しています。また外国語科目については、古代語に基づく教養教育を重視するとともに多言語主義を尊重し「ペルシア語入門1」「ギリシア語入門1・2」など9科目を配置しています。

 初年次の教育科目としては、全学科・専攻共通で「入門」科目を必修科目として開設し、学科・専攻それぞれに求められる基礎的素養の修得を図っています。

 主専攻科目としては学科・専攻別に各分野の専門的な知識と理論・実践法を系統立って修得させ、論理的な分析と考察を進める能力を培うため、講義科目と演習科目群を適切に配置しています。併せて自らの見解を的確な表現に沿って他者に伝える技術を習得させる科目を配置することで、現代社会が求める課題と主体的に向き合う力を修得させます。

 本学部が設定する所定の単位を取得し、最終試験もしくは卒業論文に合格した者に「文学士」の資格(大学認定)が認定されます。

『学修成果の評価方法』

 本学部のディプロマ・ポリシーに示されている「知識・理解」「汎用的技能」「態度・志向性」に関して、修得単位数・GPAによる分析評価、授業についてのアンケート等を用いた学生による自己評価により、学修成果の評価を行っています。その集計結果は、FD活動等をとおして教育の質向上のためのPDCAサイクルにつなげています。

アドミッション・ポリシー

 文学部の教育研究上の目的及び養成する人材像を理解し、これらを達成するために自ら学ぶ意欲をもった人を求めます。

『求める学生像』

 文学部で定めている学位授与のために求められている能力を身に付けることが期待でき、基礎学力が十分にある人材。

『入学者に求める知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度』

(1)知識・技能
 英語では、高校での英語の科目の履修を通して英語力の文章理解力、表現力、コミュニケーション力を身につけておくことが望ましい。
 国語では、高校での国語の履修を通して日本語の文章理解力、表現力、コミュニケーション力を身につけておくことが望ましい。
 社会では、高校での社会(世界史、日本史、地理、政治・経済、倫理、現代社会)の科目の中から数科目を選択し、個々の項目の内容を理解していることが望ましい。
 数学及び理科については、文系の学問を学ぶ上で必要な自然科学的な知識を幅広く理解していることが望ましい。

(2)思考力・判断力・表現力
 文理融合の観点から、理系の知識・技能と文系の知識・技能を総合して応用できること、及びそれらの発信ができることが望ましい。

(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
 多様な価値観を理解し、友好的な人間関係を構築できること、物事に対して主体的に取り組む態度、及び失敗や挫折を乗り越えて目標を実現しようとする忍耐力をもつことが望ましい。

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