文学部の教育研究上の目的、養成する人材像

文学部の教育方針および教育目標

一般的に文学部は、人間と世界を省察し、人類が蓄積してきた叡智を人類共通の財産として伝えていくことを教育の使命としてきました。しかし創立者の「現代文明を問う」という理念に立脚する東海大学文学部は、さらに進んだ指針を持っています。「学ぶため・学ぶだけの知識から、活かす・使える知識へ」、これが我々文学部の教育理念です。

人類が築き上げてきた叡智を学ぶこと、これを文学部はまず重視します。所属する各学科・専攻の専門分野のみならず、副専攻制度を活用すればさらに学ぶことのできる分野は広がります。しかし単にここまででは、文学部が目指す教育の第一段階に過ぎません。なぜなら、人類が築いてきた叡智を学ぶことは、現代社会に生きる我々自身がよりよく生きるために日々求められている発想とアイディアの源泉となることによって、はじめて意味を持つからです。我々は学んだ知識を未来を生きるために活していかなければなりません。

現代の我々の生活を取り巻く状況は相互に関連しあいながら、複雑化の一途をたどっています。各人が学んで得た知識を基に、複雑化し混迷する現実の問題を分析し、自分自身の見識によってものごとを判断し、解決方法を模索し、そして、それを的確に自分の意見として発信できる人物を育てること。これが東海大学文学部の教育理念です。専門の授業を通して学ぶ知識・問題発見力・分析力・論理的思考力と、学部生活4年間を通じて訓練し、身につける発信力―具体的には日本語・英語といった語学力や映像によるコミュニケーション能力―、これらを身につけていくための実践的な学びの場を提供することが文学部の使命であると考えます。

文学部が養成しようとする人材

文学部では、それぞれの専門分野で学んだ知識を基に、現代社会を客観的な歴史認識を踏まえて理解し、分析し、自分の意見を構築できる力を持ち、自己の見解や思いを的確に日本語、もしくは英語をはじめとする外国語や映像表現で伝えることのできるコミュニケーション力を持って、社会に積極的に貢献し、より良い人生を切り開いていくことのできる人材を養 成することを教育目標としています。

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