医学部付属病院が、すい臓がん撲滅チャリティイベント「パープルストライド東京2024」を共催しました

医学部付属病院ではNPO法人パンキャンジャパンと共同し、3月24日に東京都・芝公園で、すい臓がん撲滅チャリティイベント「パープルストライド東京2024」を開催しました。この催しは、治療が難しいとされるすい臓がんの撲滅を目指すとともに、闘病中の患者さんや家族に希望を持ってもらうこと目的としています。11回目となる今回は、本病院消化器外科で肝胆膵疾患が専門の中郡聡夫教授を中心に、医師や看護師ら多数が企画・運営に協力。付属高輪台高校・中等部の生徒らも運営をサポートし、福祉委員会の生徒約30名が会場の案内や誘導などを担ったほか、ダンス部の生徒が演技を披露しました。

当日は、患者さんや家族をはじめ、医療関係者や関連企業の職員、一般の人々ら700名以上が参加。開会式では中郡教授が参加者と関係者らへの謝辞を述べ、「すい臓がんの治療は大きく進歩しており、本病院でも手術後の5年生存率が約35%まで上がっています。ゲノム医療などの発展により、治療成績はさらに高まると考えています」と語りました。その後、パンキャンジャパン事務局長の真島喜幸氏と患者さんがあいさつし、スペシャルスポンサー等の表彰式を実施しました。

続くリボンセレモニーでは、中郡教授をはじめ本病院の益子太郎助教、看護師の和田峰香師長、亀井美穂師長らが登壇。参加者は、今回の合言葉である「すい臓がんを知る『KNOW IT』、闘う『FIGHT IT』、撲滅する『END IT』、希望をもたらす『WAGE HOPE』」の4つの言葉が書かれたリボンを掲げ、登壇者の掛け声とともにコールしました。メインイベントであるウォーキングとランニングの終了後には、高輪台高校・中等部のダンス部によるパフォーマンスや、本病院歯科口腔外科の太田嘉英教授が参加する「ジャズアンサンブル阿夫利」の演奏で会場を盛り上げました。

本病院ですい臓がん患者の治療に当たっている益子助教は、「多くの人にすい臓がんに関心を持ってもらうとともに、治療が進歩していることを伝えたい」とコメント。和田師長と亀井師長は、「企画から参加したことで、関係者の熱い思いを知りました。今後も予防や検診の大切さを訴え、早期発見、早期治療につなげていきます」と話していました。また、高輪台高校の生徒は、「さまざまな人がすい臓がんの治療のために努力していると知りました。がんについて、もっと学ばなければいけないと思いました」と話し、ダンス部の生徒は、「来場者に元気を届けられるよう精いっぱい踊りました」と笑顔を見せていました。

中郡教授は、「企画・運営に協力してくださった多くの皆さんと共に、付属高校・中等部を含めた“オール東海”で臨めたことを大変うれしく思います。今後もさまざまな形で、すい臓がんの啓発や撲滅のために貢献したい」と話していました。