医学部付属病院の横田看護部長が「第56回神奈川県看護賞」を受賞しました

医学部付属病院の横田弘子看護部長(副院長)がこのほど、「第56回神奈川県看護賞」を受賞しました。この賞は、神奈川県で多年にわたり活躍し、顕著な業績をあげた保健師、助産師、看護師に報いるとともに、県民に看護に対する理解を深めてもらうことを目的とした表彰制度です。今年度は5月13日に10名の受賞が発表されました。

横田看護部長は1980年度に東海大学医療技術短期大学看護学科を卒業後、医学部付属病院に入職。2006年度から付属八王子病院看護部長、12年度から付属病院の看護部長・副院長を務め、病院の理念である「愛の看護」の実践に努めてきました。またこの間に、付属4病院(付属病院、東京病院、大磯病院、八王子病院)と学園内の看護教育機関の連携による「看護研究会」の立ち上げに携わり、現在は会長として看護研究の発展に尽力。16年度からは看護師キャリア支援センターの所長として、救急看護認定看護師・集中ケア認定看護師教育課程、特定行為研修を開講し、最先端の医療を担う看護師の育成にも力を注いでいます。

受賞について横田看護部長は、「個人ではなく、神奈川県や県看護協会に対する東海大学と医学部付属病院の貢献が評価されたと受け止めています。看護師キャリア支援センターの設立といったさまざまなプロジェクトについて、病院長をはじめ院内の職員や医学部、健康科学部(現医学部)看護学科の教職員の皆さんから多大な支援をいただきました。協力してくださったすべての方に感謝しています」と話します。「看護師として、自分の言動が誰かの支えや助けになっているかを常に自問自答し、患者さんが自分の大切な人だったらどうするかという視点を持ち続けてきました。今後も、看護を通して人々の健康や幸せのために貢献していきたい」と話しています。