政治経済学部では本学部同窓会とともに、2月23日に東京・霞が関の東海大学校友会館で「東海大学政治経済学部 学生と卒業生との交流会」を開催しました。本学部の卒業生が、在学生に就職活動や仕事について役立つ情報を伝えることで、学生たちに職業観を養ってもらおうと、2013年度から毎年開いています。当日は、幅広い分野で活躍する卒業生と教職員、学生合わせて72名が参加しました。
はじめに、本学部の前田成東学部長があいさつに立ち、「毎年続けて開催していることで、学生時代に参加した人が、今度は立場を変えてアドバイスを送る側の卒業生として参加してくれていてうれしく思います。学生は先輩たちにたくさん質問をしてください。卒業生にとっても交流の場になることを期待しています」と語りました。同窓会の鈴木雄一会長の発声で乾杯したあと、各テーブルに分かれて卒業生と学生が交流。学生たちは、就職活動で気をつけることや、業界や企業について熱心に質問しながらメモを取っていました。
参加した学生は、「先輩方の話を聞き、全く考えていなかった業界にも自分のやりたい業種があることを知りました。インターネットなどでは調べることのできない情報に触れることができたので視野が広がりました」「企業説明会とは違う生の声を聞くことができ、とても参考になった」と口々に話していました。
同窓会の鈴木会長は、「たくさんの卒業生が東海大学や後輩たちの力になりたいと、忙しい中、時間を作って集まってくれました。学生と年の近い先輩が来てくれているので、面接でどんなことを聞かれたのか、実際に企業で働くとはどういうことなのかなど、話も聞きやすいと思います。今後も同窓会活動の核として続けていきたい」と語ります。卒業生は、「自分が学生のときはビクビクしながら参加していたことを思い出します。やる気のある後輩たちと接し、こちらがエネルギーをもらいました」と話していました。