英文学専攻(博士課程<前期・後期>)

英文学専攻の養成しようとする人材

日々、新たな知の開拓が行われ、社会の変革が急速に進みつつある現代、大学院においても時代に即した高度な専門性、実践性を身につけることが強く求められている。本専攻では、言語学・英米文学について、高度な専門性を養成するとともに、英語教育学とコミュニケーション学の理論と実践的知識を涵養し、豊かで、幅広い学識を身につけたスペシャリストを養成することを目標としている。その方針に基づき博士課程前期・後期とも専攻内の研究発表会で年1回以上発表することを義務づける。さらに博士課程後期の学生には学会発表を年1回は行い、学術雑誌へ論文を2年に1本は投稿するよう指導する。

堅実な社会的実践性

高度な専門性は教育という社会的実践の場で力が試される。このため、本専攻では言語教育への視点を教育の柱として重視している。英文学専攻ではありながら、英語教育学、コミュニケーション学、応用言語学という科目を配置しているのはそのためである。言語学関係の科目においても英語教育と結びつけながら学びを進めている。本専攻は教育を柱にした社会との連携を目指し、入学者として、現在、教育現場に立つ者を含め一般社会人にも広く門戸を開いている。

英文学専攻の高度な専門性

英米文学

古英語の時代から現代までに現れた韻文、散文をとりあげ、文学的な観点から考察するとともに、広く世界的な人間の経験としてとらえ、それを文学批評の堅実な手法により、高度で専門的な力を養う。

言語学

本専攻では、英語を中心に通時的・共時的両方面から、言語学的な考察、解明を行い、高度な専門性を養う。伝統的な研究とともに最新の言語の普遍性という観点から多角的に言語の研究を行い、その多様性に関する考察と分析を行う。

英語教育学

本専攻は言語学・英米文学のみならず教育学理論とそれに基づいて実践に結びつく英語教授法および教員養成について研究する。

コミュニケーション学

コミュニケーション学は、言語学、文学、社会学、文化人類学、社会心理学などの学問分野とも重なる学際的な学問分野であり、さまざまなコンテクストにおいて意味が創られる過程の分析を中心課題とする。特に文化とコミュニケーションの密接な関係について考察を深め、現在の文化状況および実践に対する問題意識を養う。

豊かな幅広い教養

本専攻は英米文学・言語学・英語教育学・コミュニケーション学の学門分野における専門性のみならず、研究領域を超えた豊かな洞察力と専門的知識を兼ね備えた幅広い教養を育むことを目指す。異なる専門領域での学びを通して、言語についての理論的思考や言語の使い手の文化や思考への理解を深めていくことを目標とする。

発表や学会参加などで研究を研磨

研究成果を分かりやすく人に伝える力は専門的知識の基礎であるため、本専攻では研究の成果を論文や口頭発表の形で学内外で発表する力の育成を重視している。大学院生による研究発表や学内外の学会や研究会に積極的に参加したり、論文集に投稿をしたりして、自らの研究を研磨していく。