文化社会学部

広報メディア学科

先輩・卒業生からのメッセージ

文化社会学部広報メディア学科を目指す皆さまに向けて、先輩・卒業生からのメッセージです。彼ら、彼女らの具体的な想いや経験談を聞いて、これからの大学生活を思い描くヒントにしてみてください。

以下の質問に答える形で先輩・卒業生からメッセージをいただいています。

  • Q 1. 学科に入学したきっかけ
  • Q 2. 在学中に学んだことで、一番印象に残っていること
  • Q 3. 在学中に学んだことが、仕事に生きている点
  • Q 4. 学科を志望する高校生へのメッセージ
株式会社CARTA HOLDINGS(広告代理店)
渋谷 海斗さん

2021年度卒業

A1. モノを伝える仕事に興味があったからです。当時はその中でも自分が好きなサッカーを伝える存在になりたいと思い、モノを伝える手段であるメディアや広告、PRの分野を学べる当学科を志望しました。

A2. 3年次から始まったゼミ活動で、実際の企業様から課題をいただき、解決策を提案したことです。一つの課題に対して数名のチームに分かれ、課題解決に取り組みました。オンラインという環境下でもあったため、チームメンバーとの連携や意見の衝突など話し合いが思うように進まないこともありましたが、教授や企業様のご協力もあって、最後には全員が納得できる施策を提案することができました。こうした多くの実践的な活動の経験が、より自身のモノを伝える広告への関心を高めていきました。

A3. 分析力とチームワークです。広告を通じて何かを社会に伝えるときには必ずその時の現状を知る必要があります。それは伝えたいコンテンツの現状はもちろん、そこに関わる全ての現状です。その点がしっかりできていると、自身のアイデアに自信を持つことができ、クライアントが納得できる提案に近づけると感じています。何より広告は一人ではなくチームでつくり上げるモノです。広告制作に関わる全てのステークホルダーとの関係構築がとても重要です。そうした力の構築や重要性を授業やゼミナールを通じて学ぶことができ、今後の仕事に生かせると思います。

A4. 自分がやりたいこと、好きなこと、少しでも興味を持っていることがあれば積極的に行動してください。その夢や希望をかなえてくれる先生方や仲間、環境が必ずこの学科にはあります。

A1. メディア業界に興味があり、大学ではさまざまな実践活動を通して経験を積んで具体的な進路を見極めたいと、広報メディア学科を志望しました。

A2. 1年次から参加したジャーナリズム系のメディアプロジェクトです。そのプロジェクトでは、第一線で活躍されているジャーナリストや社会問題の解決に取り組む人々に取材します。事前に下調べをして取材交渉をし、取材して記事にまとめる一連の過程を通して実践力を養いました。さらに言葉使いや交渉のマナーなども身に付けられました。学んだことをいろいろな場面で試行錯誤を重ねながら応用し、経験したことが自信になっています。

A3. 常に自分の周りにアンテナを張っていることです。私は3年次から旅行業界に就職することを目指し、履修したゼミナールの個人テーマでは、沖縄の観光問題を取り上げました。その後、旅行業界で内定を頂きましたが、自分の興味を持つ分野が変わり、現在の進路に変えました。そして、内定先では広報業務に就くことを目指しています。ゼミナールの課題で取材した沖縄の観光事業の広報担当者の話を思い出したことがきっかけでした。常に自分の周りにアンテナを張っていることで、いろいろな発見や気づきにつながると思います。

A4. 学生生活で関心を持てることに出会ったら、臆せずチャレンジすることが大切です。失敗や間違いをしても、支えてくれる大人が周りにきっといます。自ら動くことで今まで気づかなかった自分の得意・不得意なことを知る機会にもなります。広報メディア学科では、自ら扉を叩けば、チャレンジできる場がたくさんあります。有意義な学生生活が過ごせること間違いなしです!

学校法人 北里研究所(教育機関)
熊谷 栞さん

2020年度卒業

株式会社 神奈川新聞社(記者)
澤村 成美さん

2019年度卒業

A1. 文章に関わる勉強をしたいと思っていました。高校3年生のとき、報道記事を通してジャーナリズムの大切さを知り、新聞記者を志すようになり、受験を決意しました。

A2. 2年次のとき、新聞記事をきっかけに「性」の問題に関心を抱きました。授業や勉強会で知見を広め、3年次にはスチューデントアチーブメントセンターからプロジェクトとして活動資金の支援を受け、「学生の小さな悩みをひろう」フリーペーパー(Shells)を立ち上げました。学科内外問わず多様な分野で活躍する学生、教授、大学職員の方々がご協力くださり、冊子を2号制作することができました。編集、イベント企画、チームメンバーとの連携など、発起人としての苦労も多かったけれど、活動を通した経験が宝物になりました。

A3.「 東海ジャーナリズムプロジェクト(JPOT)」の活動で、現役で活躍される記者の方々に取材し、冊子「JOURNALISTs」を年1回発行していました。ゼミの個人研究テーマでは、台湾へ行き、同性婚制度について現地で取材し長編記事を執筆しました。学生として、自信につながる取材経験があったからこそ、就職試験でもおじけることなく乗り切ることができました。今後の記者としての仕事にも生きてくるはずです。

A4. 夢や目標、やってみたいと思うことは、どんどん口に出して、行動するのが良いと思います。困ったときに相談すれば、仲間や先生方が必ず助けてくれます。何回失敗しても、4年間で得られる経験は決して無駄にはなりません。受験も就職活動も、つい周りと比べてしまいがちですが、自分の意思で選ぶ道が、そのとき選べる一番正しい道なのだと私は信じています。

A1. 高校時代は理系でしたが、文化祭で映画を制作したことをきっかけに、番組や広告など人の心を動かす仕事に興味を持ちました。マスメディアからデジタルメディアまで幅広く実践的に学べると確信し、進学を決心しました。

A2. テレビ番組制作プロジェクトで学んだことです。制作におけるスキルはもちろんですが、それ以上に大切なことを学べたと思います。番組の企画から取材、撮影、編集、発信まで一貫して行うため、チームや取材先、そしてプロのテレビ局の方など、多くの人たちと関わりながら、番組を制作することができます。その経験から揺るぎない熱い想いこそが、ものづくりの真髄だということを肌で感じました。

A3. 広告制作においては三つの力が大切だと思っています。一つ目にクライアント(依頼主)の想いを形にできる力、二つ目に広告を見る生活者の想いを動かすことができる力、三つ目にチームの想いを理解できる力です。これら三者の想いを考える際に、広告や放送など、授業で学んだ知識やメディアプロジェクトでのチームワークの経験は確実に生きています。

A4. 私は広報メディア学科で確信的な夢を見つけ、共に夢を追いかける仲間と、夢をかなえるためにサポートしてくださる素晴らしい先生方に出会えました。この学科でしか経験できないことやこの学科でしか抱けない好奇心があると思います。ぜひチャレンジ精神を大切にしてください。皆さんの広報メディア学科での学びが、夢への第一歩となることを心より願うとともに、いつかどこかでお会いできればうれしいです。

株式会社博報堂プロダクツ
大野 真僚さん

2017年度卒業